薪島郡
北朝鮮の郡
薪島郡(シンドぐん)は、朝鮮民主主義人民共和国平安北道に属する行政区域。鴨緑江河口の黄海に浮かぶ島々からなる。北朝鮮統治範囲の最西端にあたり、名目上は大韓民国領土の最西端でもある。
位置 | |
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各種表記 | |
チョソングル: | 신도군 |
漢字: | 薪島郡 |
片仮名転写: | シンド=グン |
ローマ字転写 (MR): | Sinto-kun |
統計 | |
行政 | |
国: | 朝鮮民主主義人民共和国 |
地理
編集鴨緑江河口の中国寄りに位置する黄金坪・緋緞島・薪島などの島々を管轄し、鴨緑江本流を隔てて東の対岸に龍川郡がある。西は中華人民共和国遼寧省丹東市に属する東港市と隣接している。その地理的な特性から、中国の資本により金融・経済特区を開発する計画がある。
行政区域
編集- 薪島邑 신도읍 Sindoup シンドウプ
- 緋緞ソム労働者区 비단섬로동자구 Pidansomnodongjagu ピダンソムノドンジャグ
- 西湖労働者区 서호로동자구 Sohorodongjagu ソホロドンジャグ
- 黄金坪里 황금평리 Hwanggumpyongni ファングンピョンニ
歴史
編集かつては平安北道龍川郡に属していた。1960年代に一時期独立した郡になっている。1988年に再び薪島郡が設置された。
年表
編集この節の出典[1]
- 1988年7月 - 平安北道龍川郡緋緞ソム労働者区・黄金坪里および西石里の一部をもって、薪島郡を設置。(1邑2労働者区1里)
- 緋緞ソム労働者区の一部が分立し、薪島邑が発足。
- 西石里が西湖労働者区に昇格。