萩姫まつり(はぎひめまつり)は、福島県郡山市熱海町磐梯熱海温泉にて毎年8月9日10日の2日間行われる祭り

献湯祭 分湯の儀

概要

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萩姫伝説(#歴史で後述)にちなんだ祭りで、南北朝時代の衣装をまとった萩姫が温泉に感謝する献湯祭[1]などの神事やステージイベント、フリーマーケット、パレードなどが行われる[2]

内容

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湯泉神社会場

  • 温泉感謝祭 - 1日目の昼過ぎに行われる温泉に感謝する神事、萩姫が浦安の舞を奉納[3]

蓬山源泉場会場

  • 献湯祭 - 1日目の夜に行われる温泉に感謝する行事で祭りのメインイベント、郡山市熱海温泉事業所にて式典や源泉汲上げの儀、散湯の儀、分湯の儀などの神事、その他ステージイベントなど[3]

磐梯熱海駅前特設会場

  • めっけ市 - 2日目の午後から夜まで行なわれるフリーマーケット、約40の出店
  • ステージイベント - 磐梯熱海開湯太鼓など
  • 萩姫万灯パレード - 祭りの最後に行われるパレード、婦人会手踊り、稚児衣装行列、青年みこしなど[3]

歴史

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南北朝時代公卿万里小路藤房の娘[4][5]、萩姫が不治の病で苦しんでいた。ある日、夢枕に立った不動明王から、都から東北方面に向かって500本目の川(現在の五百川)岸にある霊泉に浸かれば、病は全快するとのお告げを受けた。これに従って現在の磐梯熱海温泉に辿り着いた萩姫は、湯治して全快し、以前にも増して美しさを取り戻したという。

この伝説を元に1967年昭和42年)から毎年、萩姫まつりが開催されている。

脚注

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外部リンク

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