萩原幽香子
教育者
萩原 幽香子(はぎわら ゆかこ、1911年(明治44年)4月11日[1] - 2007年(平成19年)10月10日[1])は、日本の教育者、政治家。参議院議員(1期、民社党)。
経歴
編集兵庫県神崎郡粟賀村生まれ[2][3]。1931年兵庫県立明石女子師範学校(現神戸大学国際人間科学部)卒[2]。卒業後は兵庫県内の小中学校に勤務し[2]、大広小学校長[4]、兵庫県社会教育主事となる[2]。
民社党兵庫県支部連婦人少年局長を務め[4]、1968年の第8回参議院議員通常選挙において兵庫地方区から民社党公認で立候補し、当選した[5]。6年後の1974年の第10回参議院議員通常選挙で落選した[5]。参院選に落選後の1976年の第34回衆議院議員総選挙で兵庫4区から民社党公認で立候補したが落選した[6]。
著作
編集- 『十字架を背負うもの:婦人校長の手記』教学研究社、1951年。
- 『伸びゆく婦人』みるめ書房、1960年。
- 『幽香子:自叙伝』萩原幽香子、1975年。
- 『どないしまひょ:男と女・嫁姑の身上相談』神戸新聞出版センター、1977年。
- 『続・自叙伝夫逝きて』はぎ保育園、1981年。
- 文を書くおかあさんの会編『暮らしをつづる:「おかあさん」の25年』神戸新聞出版センター、1983年。
- 文を書くおかあさんの会編『暮らしをつづる:「おかあさん」の25年 続』神戸新聞出版センター、1984年。
- 『のぞましい親とは』〈ファミリーシリーズ〉富士社会教育センター、1984年。
- 『時には野菊の如く時には向日葵のように』芳武印刷、1993年。
脚注
編集- ^ a b 『「現代物故者事典」総索引 : 昭和元年~平成23年 1 (政治・経済・社会篇)』日外アソシエーツ株式会社、2012年、970頁。
- ^ a b c d 『議会制度百年史 - 貴族院・参議院議員名鑑』384頁。
- ^ 『幽香子:自叙伝』226頁。
- ^ a b 『現代物故者事典 2006~2008』499頁。
- ^ a b 『朝日選挙大観』596頁。
- ^ 『国政選挙総覧 1947-2016』273頁。
- ^ 『官報』号外第35号1頁 昭和56年5月8日号
- ^ “元民社党参院議員の萩原幽香子さん死去”. 朝日新聞. (2007年10月11日). オリジナルの2007年10月13日時点におけるアーカイブ。 2023年2月6日閲覧。
- ^ 『官報』第4705号10-11頁 平成19年11月8日号
参考文献
編集- 衆議院・参議院編『議会制度百年史 - 貴族院・参院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。
- 『朝日選挙大観』朝日新聞社、1997年。
- 『現代物故者事典 2006~2008』日外アソシエーツ、2009年。
- 『「現代物故者事典」総索引 : 昭和元年~平成23年 1 (政治・経済・社会篇)』日外アソシエーツ株式会社、2012年。
- 『国政選挙総覧:1947-2016』日外アソシエーツ、2017年。