総領町
日本の広島県甲奴郡にあった町
総領町(そうりょうちょう)は、かつて広島県の中東部に存在した町。甲奴郡に属した。
そうりょうちょう 総領町 | |||||
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廃止日 | 2005年3月31日 | ||||
廃止理由 |
新設合併 庄原市、総領町、口和町、西城町、高野町、東城町、比和町→庄原市 | ||||
現在の自治体 | 庄原市 | ||||
廃止時点のデータ | |||||
国 | 日本 | ||||
地方 | 中国地方(山陽地方) | ||||
都道府県 | 広島県 | ||||
郡 | 甲奴郡 | ||||
市町村コード | 34562-8 | ||||
面積 | 70.61 km2 | ||||
総人口 |
1,889人 (2004年3月31日) | ||||
隣接自治体 | 庄原市、府中市、三次市、神石高原町、東城町 | ||||
町の木 | ヒノキ | ||||
町の花 | セツブンソウ | ||||
総領町役場 | |||||
所在地 |
〒729-3703 広島県甲奴郡総領町大字下領家280-1 | ||||
座標 | 北緯34度47分02秒 東経133度04分27秒 / 北緯34.78397度 東経133.07408度座標: 北緯34度47分02秒 東経133度04分27秒 / 北緯34.78397度 東経133.07408度 | ||||
特記事項 | 当時の町役場は庄原市役所総領支所として使われている。 | ||||
ウィキプロジェクト |
町名の由来
編集成立時に合併に参加した二つの村(田総〔たぶさ〕・領家)から一文字ずつ採って命名された。
地理
編集- 河川
- 山
- 龍王山(768m)
- 高山(556.2m)
沿革
編集- 1889年4月1日 - 町村制施行に伴い、甲奴郡稲草村・上領家村・亀谷村・木屋村・黒目村・五箇村・下領家村・中領家村が成立する。
- 1912年1月1日 - 稲草村・木屋村・下領家村が合併(新設合併)して田総村が成立する。同日、上領家村・亀谷村・黒目村・五箇村・中領家村が合併(新設合併)して領家村が成立する。
- 1955年3月31日 - 田総村・領家村が合併(新設合併)、同時に町制を施行し、総領町が成立する。
- 1973年9月26日 - 庄原市との境界に存在する広島県道24号福山庄原線(1982年12月6日広島県告示第1,278号により廃止。現:国道432号)の難所・粟石峠にトンネル(粟石トンネル)が開通する。それ以降庄原市との関係が深まる。
- 2005年3月31日 - 庄原市および比婆郡口和町・西城町・高野町・東城町・比和町と合併(新設合併)し、新たに庄原市となった。
産業
編集特産品
編集- 田総羊羹
- 花ほぼろ - 竹細工の花籠。
- 提灯菓子
大字
編集- 稲草(いなくさ)
- 上領家(かみりょうけ)
- 亀谷(かめだに)
- 木屋(きや)
- 黒目(くろめ)
- 五箇(ごか)
- 下領家(しもりょうけ)
- 中領家(なかりょうけ)
教育
編集- 小学校
- 総領町立総領小学校
- 中学校
- 総領町立総領中学校
交通
編集鉄道
編集町内に鉄道路線は通っていない。利用するとすればJR芸備線備後庄原駅かJR福塩線上下駅まで市の運営するバスで赴く必要がある。
道路
編集- 国道
- 主要地方道
- 一般県道
名所・旧跡
編集- セツブンソウ自生地
- 道の駅リストアステーション
- 松尾芭蕉句碑・麦宇翁之碑・文塚(稲草地区)
- ふるさとセンター田総
年中行事
編集- 総領町おいでん祭 - 9月末または10月初旬の土曜日・日曜日開催。世界一の餅つきが行われる。
- 節分草祭 - 3月中旬の日曜日開催。
備考
編集総領町は同じく庄原市の一部になった比婆郡高野(082486)・比和(082485)両町とともに本州で最後まで残った市外局番6ケタ地域だった(市外局番082488、2004年2月28日変更)。
関連項目
編集外部リンク
編集- 総領自治振興区
- 総領町ホームページ(2005/03/07アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project
- 庄原市・比婆郡5町・総領町合併協議会