綿抜邦彦
綿抜 邦彦(綿秡 邦彦、わたぬき くにひこ、1932年(昭和7年)4月5日[1] - 2018年(平成30年)1月25日[2])は、昭和から平成時代の地球化学者、分析化学者。温泉の分析化学的研究で知られる。東京大学名誉教授、立正大学名誉教授。
経歴・人物
編集東京都生まれ。東京学芸大学教育学部卒業。東京大学大学院理学系研究科修士課程修了[3]。東京大学理学部南研究室助手、同大教養学部化学教室助手、同助教授を経て、1990年(平成2年)同教授となる[2][4]。東京大学退官後の1993年(平成5年)より立正大学経済学部教授、のち名誉教授となった[4][5]。
日本地球化学会、日本温泉科学会、日本分析化学会などの学会に所属し、日本温泉科学会では1998年(平成10年)から翌年に掛けて会長を務めた[2]。
脚注
編集- ^ 『現代物故者事典 2021〜2023』日外アソシエーツ、2024年、p.873。
- ^ a b c 高野穆一郎 『綿抜邦彦先生のご逝去を悼む』 地球化学 Vol.52 No.2 p.v-vi (2018)
- ^ 基礎化学選書 20 分析化学実験裳華房
- ^ a b KAKEN : 研究者をさがす 線秡 邦彦 (70012333)、2019年3月26日閲覧。
- ^ 事業-NPO法人 健康と温泉フォーラム、2019年3月26日閲覧。