絶叫 (小説)
『絶叫』(ぜっきょう)は、作家・葉真中顕による日本の小説[1]。2014年10月15日に単行本[2]、2017年3月9日に文庫本[3] が光文社から刊行された。マンションで猫に食べられて原型を留めない姿の遺体で発見された女性が辿った壮絶な人生模様を女性刑事の目を通して描く[1]。
絶叫 | ||
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著者 | 葉真中顕 | |
発行日 | 2014年10月15日 | |
発行元 | 光文社 | |
ジャンル | サスペンス | |
国 | 日本 | |
言語 | 日本語 | |
形態 | 四六判ハードカバー | |
ページ数 | 522 | |
公式サイト | kobunsha.com | |
コード |
ISBN 978-4-334-92973-2 ISBN 978-4-334-77450-9(文庫本) | |
ウィキポータル 文学 | ||
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後に制作されたテレビドラマ版は2019年3月24日から4月14日までWOWOWプライムで全4回に渡って放送された[1]。
あらすじ
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登場人物
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- 鈴木陽子
- 神代武
- 奥貫綾乃
- 鈴木妙子
刊行情報
編集単行本
編集- 2014年10月15日発売、光文社、ISBN 978-4-334-92973-2[2]
文庫本
編集- 2017年3月9日発売、光文社文庫、ISBN 978-4-334-77450-9[3]
テレビドラマ
編集絶叫 | |
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ジャンル | 連続ドラマ |
原作 | 葉真中顕 |
脚本 | 池田奈津子 |
監督 | 水田成英 |
出演者 |
尾野真千子 安田顕 小西真奈美 片桐仁 前川泰之 小柳友 酒井若菜 要潤 麻生祐未 |
音楽 | 林ゆうき |
国・地域 | 日本 |
言語 | 日本語 |
話数 | 全4話 |
製作 | |
プロデューサー |
青木泰憲 中山ケイ子 |
製作 | WOWOW |
放送 | |
放送チャンネル | WOWOWプライム |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 2019年3月24日 - 4月14日 |
放送時間 | 日曜 22:00 - 23:00 |
放送枠 | 連続ドラマW |
放送分 | 60分 |
回数 | 全4回 |
公式サイト |
2019年3月24日から4月14日まで、WOWOWの「連続ドラマW」日曜 22時00分から23時00分に全4回に渡って放送された[4]。主演は尾野真千子[4]。
キャスト
編集- 鈴木陽子
- 演 - 尾野真千子(幼少期: 八歳時:高松咲希、高校生:莉子)
- 壮絶な人生を生きてきた女。生きるために保険金殺人を企てる。
- 神代武
- 演 - 安田顕[5]
- NPO法人「カインドヘルプ」代表。実際はホームレスから生活保護費を奪うビジネスを行っている。
- 奥貫綾乃
- 演 - 小西真奈美[6]
- 警視庁国分寺警察署所属の刑事。猫に食べられて原型を留めない姿で発見された鈴木陽子の壮絶な人生を追う。
- 八木徳夫
- 演 - 片桐仁
- ホームレス。神代に利用される。
- 楠木一馬
- 演 - 前川泰之
- 警視庁国分寺警察署所属の刑事。
- 町田裕基
- 演 - 小柳友
- 警視庁国分寺警察署所属の刑事。
- 樹里
- 演 - 酒井若菜
- 風俗嬢。陽子の元同僚。
- 芳賀健一
- 演 - 要潤
- 生命保険会社「新和生命」府中支部長。陽子の元上司。
- 鈴木妙子
- 演 - 麻生祐未[6]
- 陽子の母親。陽子を全く相手にせずに陽子の弟ばかりを可愛がる。
放送日程
編集話数 | 放送日 |
---|---|
第一話 | 2019年 3月24日 |
第二話 | 3月31日 |
第三話 | 4月 | 7日
最終話 | 4月14日 |
WOWOW 連続ドラマW 日曜オリジナルドラマ | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
孤高のメス
(2019年1月13日 - 3月3日) |
絶叫
(2019年3月24日 - 4月14日) |
悪党 〜加害者追跡調査〜
(2019年5月12日 - 6月16日) |
漫画
編集コミカライズ(第一部)が『ヤングキング』(少年画報社)にて、2021年12号より2023年11号まで連載[7][8]。作画は轟ツキコが担当している[7]。単行本は電子書籍で先行配信後、書籍で発売されている[9]。
書誌情報
編集- 葉真中顕(原作)・轟ツキコ(作画)『絶叫』少年画報社〈ヤングキングコミックス〉、既刊2巻(2023年6月26日現在)
- 2022年1月24日発売[9]、ISBN 978-4-7859-7069-7
- 2023年6月26日発売[10]、ISBN 978-4-7859-7420-6
舞台
編集2022年1月21日から24日にかけて東京・テアトルBONBONを会場に“STRAYDOG”Produceの主催で上演された。当初の予定では同会場にて25日から30日にかけてと、大阪・HEP HALLを会場に2月5日から6日にかけても予定されていたが、出演者から体調不良者が出たため、新型コロナウイルス感染症の感染が急拡大している世情を鑑み、残りは全公演中止になった[11][12]。その後、振替公演が2022年6月3日から5日にかけて東京・シアターグリーンBOX in BOX THEATERを会場に上演された[13]。
“STRAYDOG”30th Anniversary Produceとして2023年6月1日から6日にかけてシアターグリーンBOX in BOX THEATERで[14]、10月20日から22日にかけてシアターグリーンBASE THEATERにて再々演された[15]。
キャスト(舞台)
編集
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スタッフ(舞台)
編集- 原作:葉真中顕『絶叫』(光文社文庫刊)
- 脚本・演出:森岡利行
脚注
編集- ^ a b c “尾野真千子が社会派サスペンスに挑む!平凡なOLから犯罪者に… 連続ドラマW「絶叫」”. シネマカフェ (イード). (2018年12月28日) 2019年7月11日閲覧。
- ^ a b 絶叫(単行本) | 光文社
- ^ a b 絶叫(文庫) | 光文社
- ^ a b “尾野真千子、孤独な主人公に「心が痛くなった」 『絶叫』ドラマ化”. ORICON NEWS (oricon ME). (2018年12月28日) 2019年7月11日閲覧。
- ^ “安田顕が「連続ドラマW 絶叫」出演、尾野真千子を殺人者へと変貌させる男に”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2019年1月25日) 2019年7月11日閲覧。
- ^ a b “尾野真千子が主演「連続ドラマW 絶叫」に小西真奈美、麻生祐未、濱津隆之ら10人出演”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2019年2月15日) 2019年7月11日閲覧。
- ^ a b “葉真中顕のサスペンス小説「絶叫」のコミカライズ連載がヤンキンで、作画は轟ツキコ”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年5月24日) 2021年5月24日閲覧。
- ^ 「絶叫」『ヤングキング』2023年11号、少年画報社、2023年5月8日、378頁、ASIN B00JGESAYO。
- ^ a b “絶叫 第1巻(葉真中顕/轟ツキコ)”. 少年画報社. 2022年1月24日閲覧。
- ^ “絶叫 第2巻(葉真中顕/轟ツキコ)”. 少年画報社. 2023年6月26日閲覧。
- ^ ““STRAYDOG”Produce、森岡利行が同名のミステリー小説をもとに手がける「絶叫」”. ステージナタリー. ナターシャ (2022年1月30日). 2022年7月5日閲覧。
- ^ “STAGE|STRAYDOG ストレイドッグ “STRAYDOG”Produce『絶叫』(2022年1月)”. STRAYDOG.. 2022年7月5日閲覧。
- ^ “STAGE|STRAYDOG ストレイドッグ “STRAYDOG”Produce『絶叫』(2022年6月)”. STRAYDOG.. 2022年7月5日閲覧。
- ^ ““STRAYDOG”30th Anniversary Produce『絶叫』(2023年6月)”. STRAYDOG.. 2023年11月8日閲覧。
- ^ ““STRAYDOG”30th Anniversary Produce『絶叫』(2023年10月)”. STRAYDOG.. 2023年11月8日閲覧。