素首落とし
素首落とし(そくびおとし)とは、相撲の決まり手の1つ。相手の首または後頭部を上から手で叩き(はたき)、相手を前方へ倒す技である[1]。2001年1月場所から新しく制定された決まり手12手の1つであり、制定されたこの場所13日目に関脇若の里が横綱武蔵丸に決めている。
類似する技に叩き込みがあるが、素首落としは仕掛ける際はたく部位が頭部に限定されている点が異なる。相手の背中などに少しでも手が触れていれば叩き込み、あるいは引き落としと判定されたり、髷に手がかかり反則負けと見なされることもあるため、比較的成立させることが難しい珍しい技ともいえる。
近年の例(左側〈太字〉が勝者)