第5高射特科隊
第5高射特科隊(だいごこうしゃとっかたい、JGSDF 5th Antiaircraft Artillery Unit)は、北海道帯広市の帯広駐屯地に駐屯する第5旅団隷下の高射特科部隊である。
第5高射特科隊 | |
---|---|
静内対空射場での射撃の様子 | |
創設 | 2023年(令和 5年)3月16日 |
所属政体 | 日本 |
所属組織 | 陸上自衛隊 |
部隊編制単位 | 隊 |
兵科 | 特科 |
所在地 | 北海道帯広市 |
編成地 | 帯広 |
上級単位 | 第5旅団 |
担当地域 | 帯広 |
概要
編集第5旅団において対空作戦 の統制・調整及び対空戦闘を担任する。
沿革
編集第5特科連隊第6大隊
- 1954年(昭和29年)
- 9月25日:第5大隊が第2特科連隊第5大隊を母体として旭川駐屯地に編成。
- 10月19日:第5大隊が旭川駐屯地から東千歳駐屯地に移駐。
- 1962年(昭和37年)1月18日:第5師団改編に伴い、第5大隊が第6大隊に改編。
- 1971年(昭和46年)3月24日:第6大隊改編。
- 1972年(昭和47年)3月24日:第6大隊に35mm2連装高射機関砲 L-90が配備。
- 1986年(昭和61年)
- 7月7日:第6大隊に81式短距離地対空誘導弾が配備。
- 10月26日:第6大隊改編。
- 1987年(昭和62年)3月26日:第6大隊に81式短距離地対空誘導弾が増備され、M51 75mm高射砲が廃止。
第5高射特科大隊
第5高射特科中隊
- 2004年(平成16年)3月29日:旅団化に伴い、第5高射特科中隊に縮小改編。後方支援体制変換に伴い、整備部門を第5後方支援隊第2整備中隊高射直接支援小隊へ移管。
- 2023年(令和 5年)3月15日:第5高射特科中隊(帯広駐屯地)が廃止。
第5高射特科隊
- 2023年(令和 5年)
- 3月16日:第5高射特科隊(帯広駐屯地)に改編。
- 4月21日:対空戦闘指揮統制装置Ⅱ型(ADCCSⅡ型)の運用開始式を挙行。
整備支援部隊
編集部隊編成
編集- 第5高射特科隊本部
- 隊本部班
- 通信班
- 情報小隊:対空レーダ装置 JTPS-P14、低空レーダ装置 JTPS-P18
- 近SAM小隊:93式近距離地対空誘導弾
- 短SAM小隊:81式短距離地対空誘導弾
主要幹部
編集官職名 | 階級 | 氏名 | 補職発令日 | 前職 |
---|---|---|---|---|
第5高射特科隊長 | 2等陸佐 | 日下 耕 |
主要装備
編集- 対空戦闘指揮統制装置Ⅱ型(ADCCSⅡ型)[1]
- 81式短距離地対空誘導弾
- 93式近距離地対空誘導弾
- 対空レーダ装置 JTPS-P14
- 低空レーダ装置 JTPS-P18
- 1/2tトラック / 73式小型トラック
- 1 1/2tトラック / 73式中型トラック
- 3 1/2tトラック / 73式大型トラック
- 89式5.56mm小銃
- 12.7mm重機関銃