第31回宝塚記念
1990年6月10日に開催された第31回宝塚記念について記述する。
映像外部リンク | |
---|---|
1990 宝塚記念 レース映像 jraofficial(JRA公式YouTubeチャンネル)による動画 |
※年齢は全て旧表記にて表記
レース施行時の状況
編集1990年のいわゆる平成三強は、オグリキャップが安田記念(第40回安田記念)を、スーパークリークが天皇賞(春)を優勝した。また、イナリワンは天皇賞(春)で2着となっていた。宝塚記念には三強すべてが出走を予定し、競馬ファンの注目を集めた。しかし直前になってスーパークリークが脚部の故障を理由に出走を回避した。
主な出走馬
編集※施行条件については宝塚記念も参照。
- 出走頭数:10頭
人気 | 枠番 | 馬番 | 競走馬名 | 性齢 | 騎手 | 調教師 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 6 | 6 | オグリキャップ | 牡6 | 岡潤一郎 | 瀬戸口勉 |
2 | 2 | 2 | イナリワン | 牡7 | 柴田政人 | 鈴木清 |
3 | 5 | 5 | オサイチジョージ | 牡5 | 丸山勝秀 | 土門一美 |
4 | 1 | 1 | ヤエノムテキ | 牡6 | 岡部幸雄 | 荻野光男 |
5 | 7 | 7 | トーワトリプル | 牡5 | 的場均 | 柄崎孝 |
レース結果
編集レース展開
編集序盤はシンウインドが逃げ、オサイチジョージが2番手を先行した。オグリキャップは4番手を進んだ。レースは大きな動きがないまま推移し、第4コーナーでオサイチジョージがシンウインドを交わして先頭に立ち、そのままゴールし優勝した。オグリキャップは直線で伸びを欠き、2着に敗れた。
結果(上位5頭のみ)
編集着順 | 枠番 | 馬番 | 競走馬名 | タイム | 着差 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 5 | 5 | オサイチジョージ | 2.14.0 | |
2 | 6 | 6 | オグリキャップ | 2.14.6 | 3馬身1/2 |
3 | 1 | 1 | ヤエノムテキ | 2.14.7 | 1/2馬身 |
4 | 2 | 2 | イナリワン | 2.15.1 | 2馬身1/2 |
5 | 3 | 3 | ショウリテンユウ | 2.15.2 | 3/4馬身 |
- 13.2-11.2-11.3-12.9-12.5-11.5-11.7-12.4-12.5-12.3-12.5
- 13.2-24.4-35.7-48.6-61.1-72.6-84.3-96.7-109.2-121.5-134.0
単勝式 | 5 | 1140円 |
複勝式 | 5 | 140円 |
6 | 100円 | |
1 | 150円 | |
連勝複式 | 5-6 | 400円 |
エピソード
編集- この競走に勝ったオサイチジョージは、結果的に1986年生まれの日本馬で唯一の古馬GⅠ制覇となった[1]
この節の加筆が望まれています。 |
- ^ 海外馬のJRA-GⅠ制覇を含めると、ゴールデンフェザントが翌年のジャパンカップを制している