秋花(しゅうか)は、大日本帝国海軍によって計画された練習機。略符号は「MXY9」。
秋草(MXY8)練習滑空機に、小型のモータージェットエンジン「ツ11」を装備した機体である。開発は海軍航空技術廠(空技廠)によって行われ、秋水(J8M)ロケット局地戦闘機のパイロット養成に使用される予定だったが、日本の敗戦により計画は中止され、生産されずに終わった。
なお、これとは別に、秋草に日立「ハ11-11」空冷倒立直列4気筒レシプロエンジンを搭載して動力機化する計画もあり、こちらも試製「秋花」とされる。これも実現には至っていない。