石田健
石田 健(いしだ けん、1989年10月14日[1] - )は、日本の起業家、エンジェル投資家[2]、評論家、コメンテーター[1]。インターネットニュースメディア『The HEADLINE』編集長[3]。早稲田大学2023年度招聘講師[4]。未婚[5]。
いしだけん 石田健 | |
---|---|
生誕 |
1989年10月14日(35歳)![]() |
出身校 |
早稲田大学文学部 早稲田大学大学院政治学研究科 |
職業 |
起業家 エンジェル投資家 評論家 コメンテーター |
身長 | 178 cm (5 ft 10 in) |
体重 | 65 kg (143 lb) |
テレビ番組 |
DayDay. サンデー・ジャポン ビートたけしのTVタックルなど |
公式サイト |
https://kenishida.com/ https://bellkiss.co.jp/talent/ishiken |
来歴
編集東京都出身。早稲田大学高等学院、早稲田大学文学部卒業[6]、早稲田大学大学院政治学研究科修士課程修了[2]。
大学院在学中の2011年9月に、成田修造、中川綾太郎と共同でウェブメディアを手がけるアトコレを設立[7]する。事業は成長しないままチームは解散[8]したが、残ってアトコレの代表に就任する[7]。以後はウェブメディア事業やコンテンツマーケティング事業を手掛け[7]、2015年9月にメンバーズがマイナースタジオ(旧アトコレ)の株式を取得して子会社化を発表[9]、子会社代表としてグループ傘下となる。買収額は、数億円規模だったと言われる。
2020年にニュース解説メディア「The HEADLINE」を創業し[10]、2022年にメンバーズを退社して株式会社リバースタジオを設立[11]する。
各種メディアでニュースを解説し[12]、日本テレビ系列『スッキリ』と『DayDay.』で火曜日コメンテーターのほか『サンデージャポン』、『ビートたけしのTVタックル』などのテレビ番組に出演する。2024年からは、ラジオ・J-WAVEのJAM THE PLANETでパーソナリティを務める。
2023年に早稲田大学商学部で起業家養成講座IIの講師を務めた[4]他、慶應義塾大学や弘前大学などでメディアや政治学などのゲスト講師も務める。
2025年、中居正広による女性トラブルにともなうフジテレビの記者会見で、怒号が飛び交う中で女性への2次加害をたしなめた「金髪記者」として注目された。[13]
人物
編集- 関心領域は政治思想、東アジアの近代史、テクノロジー時代の倫理と政治[2]。
- 好きなことをやるための努力は惜しまないため、「そこまでオフは必要としていない」と語る[14]。
- 「時間はスマホで確認できるから」10年以上時計を着けていない[15]。
- 初の著書『カウンターエリート』の執筆の経緯については、ピーター・ティールが2024年米大統領選でのドナルド・トランプの勝利を「カウンターエリートの勝利」と評したことに注目し、2024年末のイベントでその話をしたところ、イベントに来ていた文藝春秋の編集者の共感を呼び、書籍化が決定。イベント直後から執筆を開始し、年明けの1~2月の約2ヶ月で全287ページを書き上げたと語っている[16]。
書籍
編集『カウンターエリート』 文藝春秋、2025年[17]
出演
編集TV
編集現在
編集- DayDay. (日本テレビ系列、2023年4月 - )火曜日レギュラー、木曜日(不定期)コメンテーター[18]
- 堀潤 Live Junction(TOKYO MX、2024年10月 - )[19]
- ABEMAヒルズ(Abema TV、2020年 - )月次コメンテーター(12:00 - 13:00)[19]
- ビートたけしのTVタックル(テレビ朝日系列)[19]
- サンデージャポン(TBS系列)[19]
- ドデスカ!(名古屋テレビ)[19]
- 深層NEWS(BS日テレ)[20]
- 週刊フジテレビ批評(フジテレビ)[21]
- そこまで言って委員会NP(読売テレビ)[22]
- がっちりマンデー(TBS)[23]
過去
編集- スッキリ(日本テレビ系列、2022年4月 - 2023年3月)月曜日コメンテーター[24]
- 堀潤モーニングFLAG(TOKYO MX、2023年6月 - 2024年9月)
新聞・雑誌
編集- 雑誌『Pen』「リラックスできる環境はつくれる。経営者として考える組織の在り方」[25]
ラジオ
編集- JAM THE WORLD(J-WAVE) 「ニュースを知ることと理解することの違い」[26]
- JAM THE PLANET (J-WAVE) 水・木曜日ナビゲーター
- THE NICHE WORKBOOK(2025年5月3日、J-WAVE) - ゲスト
- 山崎怜奈の誰かに話したかったこと。(2024年10月9日、TOKYO FM) - ゲスト[27]
- START LINE(2024年5月17日、2025年2月28日、J-WAVE) - ゲスト[28][29]
オンライン
編集- RECRUIT Corporate Blog 「量ではなく質を求める。The HEADLINE編集長 石田健があえて「ニュースは読むな」と言う理由」[30]
- RECRUIT Corporate Blog 「The HEADLINE編集長 石田健に聞く、知るだけでなく理解するための情報の深堀り方」[31]
- 現代ビジネス[2]
- NewsPicks「【石田健】僕が「物語を押し付けない」メディアを作る理由」[32]
- サンデー毎日「西田亮介の深層熟考「日本のメディアに未来はあるか!?」ゲスト:石田健」[33]
- 街録ch〜あなたの人生、教えて下さい〜「石田健/フジ10時間会見 暴走記者止めた金髪/後日フジから呼び出し週刊文春凸した訳…」[34]
イベント
編集その他
編集- 早稲田大学商学部 起業家養成講座 [4]
脚注
編集- ^ a b “石田 健|日本タレント名鑑”. 日本タレント名鑑. 2024年1月26日閲覧。
- ^ a b c d “石田 健 KEN ISHIDA | 現代ビジネス @gendai_biz”. 現代ビジネス. 2024年1月26日閲覧。
- ^ “石田健(イシケン) | The HEADLINE”. www.theheadline.jp. 2024年1月26日閲覧。
- ^ a b c “現役早稲田生のみなさんへ、早稲田起業家講座2023を開催します|wasedastartup”. note(ノート) (2023年9月15日). 2024年1月26日閲覧。
- ^ “リラックスできる環境はつくれる。経営者として考える組織の在り方|Pen Online”. Pen Online (2023年6月27日). 2024年1月26日閲覧。
- ^ “石田 健のプロフィール - Wantedly”. www.wantedly.com. 2024年2月20日閲覧。
- ^ a b c “メンバーズが旧・アトコレを数億円で買収、4年の時を経て学生起業家たちは次の道へ進む - BRIDGE(ブリッジ)テクノロジー&スタートアップ情報”. thebridge.jp (2015年9月29日). 2024年1月26日閲覧。
- ^ “「MERY」はどうやって生まれたのか? ペロリ創業メンバーの頭の中にあった“成功への道筋””. ログミーBiz (2016年8月4日). 2024年1月26日閲覧。
- ^ “メンバーズ、株式会社マイナースタジオ(旧社名:株式会社アトコレ)を子会社化し、インバウンド(訪日外国人旅行者)向けデジタルマーケティング支援事業を強化 ~今後、インバウンド・メディアを立ち上げ予定~|メンバーズについて|メンバーズ”. メンバーズ|Members Co.,Ltd.. 2024年1月26日閲覧。
- ^ “The HEADLINE編集長 石田健に聞く、知るだけでなく理解するための情報の深堀り方 | 株式会社リクルート”. (c) Recruit Co., Ltd. (2022年12月7日). 2024年1月26日閲覧。
- ^ “メンバーズを退社して、The HEADLINEを本格始動します”. メンバーズを退社して、The HEADLINEを本格始動します. 2024年5月14日閲覧。
- ^ “石田健(イシケン) – 株式会社ベルキッスコーポレーション”. 2024年1月26日閲覧。
- ^ “《会場の空気を変えた》フジ会見で唯一株上げた“金髪”記者の正体”. 女性自身. 2025年4月4日閲覧。
- ^ “リラックスできる環境はつくれる。経営者として考える組織の在り方|Pen Online”. Pen Online (2023年6月27日). 2024年1月26日閲覧。
- ^ “Samsung「Galaxy」デバイスの連携で変貌する「ワーク」&「ライフ」スタイル...「The HEADLINE」編集長・石田健氏が体感”. Newsweek日本版 (2023年12月27日). 2024年1月26日閲覧。
- ^ The HEADLINE - ニュース速報・解説 / 石田健 / 旧イシケンTV (2025-04-15), 18日発売『カウンターエリート』を徹底解説 / トランプ現象に限らない世界的潮流 / 石丸現象・兵庫県知事・国民躍進もカウンターエリート? / トランプ関税の背景は / シリコンバレーは右傾化した? 2025年5月13日閲覧。
- ^ 『カウンターエリート』文藝春秋、2025年。ISBN 978-4166614929。
- ^ 日本テレビ放送網株式会社. “出演者|DayDay.|日本テレビ”. 日本テレビ. 2024年1月26日閲覧。
- ^ a b c d e “WORKS”. WORKS. 2024年1月26日閲覧。
- ^ 株式会社BS日本 (2023年10月23日). “深層NEWS|BS日テレ”. BS日テレ. 2024年1月26日閲覧。
- ^ “フジテレビ問題でメディア界への影響検証|フジテレビの人気ドラマ・アニメ・TV番組の動画が見放題<FOD>”. 2025年3月17日閲覧。
- ^ “そこまで言って委員会NP そこまで言って委員会NP(バラエティー) | WEBザテレビジョン(5521-1108)”. 2025年3月17日閲覧。
- ^ “がっちりマンデー!!履歴書を書くのはAI!?アルバイト×旅!?儲かる人集め! | TBSテレビ” (2025年3月16日). 2025年3月17日閲覧。
- ^ “石田健(イシケン) – 株式会社ベルキッスコーポレーション”. 2024年1月26日閲覧。
- ^ “リラックスできる環境はつくれる。経営者として考える組織の在り方|Pen Online”. Pen Online (2023年6月27日). 2024年1月26日閲覧。
- ^ “2023-07-26 石田健「ニュースを知ることと理解することの違い」 | JAM THE WORLD - UP CLOSE”. SPINEAR (スピナー). 2024年1月26日閲覧。
- ^ “2024年10月9日(水)13:00~14:55 | 山崎怜奈の誰かに話したかったこと。 | TOKYO FM”. radiko. 2025年5月13日閲覧。
- ^ “2024年5月17日(金)16:30~18:00 | START LINE(PART1) | J-WAVE”. radiko. 2025年5月13日閲覧。
- ^ “2025年2月28日(金)16:30~18:00 | START LINE(PART1) | J-WAVE”. radiko. 2025年5月13日閲覧。
- ^ “量ではなく質を求める。The HEADLINE編集長 石田健があえて「ニュースは読むな」と言う理由 | 株式会社リクルート”. (c) Recruit Co., Ltd. (2022年12月13日). 2024年1月26日閲覧。
- ^ “The HEADLINE編集長 石田健に聞く、知るだけでなく理解するための情報の深堀り方 | 株式会社リクルート”. (c) Recruit Co., Ltd. (2022年12月7日). 2024年1月26日閲覧。
- ^ “【石田健】僕が「物語を押し付けない」メディアを作る理由” (2025年2月8日). 2025年3月17日閲覧。
- ^ “西田亮介の深層熟考「日本のメディアに未来はあるか!?」ゲスト:石田健 - YouTube” (2024年12月10日). 2025年3月17日閲覧。
- ^ “石田健/フジ10時間会見 暴走記者止めた金髪/後日フジから呼び出し週刊文春凸した訳…”. 2025年3月17日閲覧。
- ^ “『カウンターエリート』刊行記念(仮)”. ゲンロンカフェ. 2025年5月13日閲覧。
- ^ “「石田健 トークライブ&サイン会 in梅田Lateral」 -” (2025年4月18日). 2025年5月13日閲覧。
- ^ a b “WORKS”. WORKS. 2024年1月26日閲覧。
- ^ LLC, Shirasu. “石田健×西田亮介×米重克洋「『メディア』はどこへ── 持続性、AI、政治介入」@ishiken_bot @Ryosuke_Nishida @kyoneshige #ゲンロン230413 ゲンロン完全中継チャンネル”. シラス. 2024年1月26日閲覧。
- ^ “国際女性会議 WAW!2022プログラム”. 外務省. 2024年1月26日閲覧。
- ^ 『石田健 [The HEADLINE | TCA UNLIMITED]』 。2025年5月13日閲覧。