矢内賢二

日本の歌舞伎研究者

矢内 賢二(やない けんじ、1970年[1] - )は、日本の歌舞伎研究者、歌舞伎評論家[1]明治大学教授。

幕末から明治期の歌舞伎を中心とする日本芸能史・文化史を研究。

略歴

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徳島県生まれ。徳島文理高校[2]、1993年東京大学文学部国文科卒、日本芸術文化振興会国立劇場)勤務、2010年東大大学院文化資源学専攻博士課程修了、「明治期歌舞伎と出版メディアの研究」で文学博士[3]。2011年京都造形芸術大学特任准教授、2013年立正大学文学部准教授、2015年国際基督教大学准教授[4]。2021年明治大学文学部教授。

2009年『明治キワモノ歌舞伎 空飛ぶ五代目菊五郎』で第31回サントリー学芸賞、小学館サライ大賞受賞。

著書

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  • 『空飛ぶ五代目菊五郎 明治キワモノ歌舞伎』(白水社) 2009
  • 『明治の歌舞伎と出版メディア』(ぺりかん社) 2011
  • 『歌舞伎』(偕成社、日本の伝統芸能を楽しむ) 2017
  • 『ちゃぶ台返しの歌舞伎入門』(新潮選書) 2017

編著

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  • 『明治、このフシギな時代』(編、新典社選書) 2016 - 2017

論文

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脚注

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注釈

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出典

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  1. ^ a b 日本演劇協会 2023, p. 66, 「演劇人人名録」
  2. ^ 『サンデー毎日』東大合格者高校別一覧、1988年4月3日
  3. ^ 国立国会図書館. “博士論文『明治期歌舞伎と出版メディアの研究』”. 2023年4月7日閲覧。
  4. ^ researchmap

参考文献

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  • 日本演劇協会(監修・編集)『演劇年鑑2023別冊』日本演劇協会文化庁委託事業〉、2023年(2023年3月31日発行)、全123頁。ISBN 978-4-09-671311-2。「芸名/筆名・①本名・②職種・③住所・⑤生年月日・出生地・⑥学歴・⑦現職・⑧著書等・⑨受賞等」 

外部リンク

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