留依まきせ
留依 まきせ(るい まきせ、1993年[1]6月23日[2] - )は、日本の女優。元宝塚歌劇団宙組の男役スター[3][1]。
るい まきせ 留依 まきせ | |
---|---|
別名義 | 留依 蒔世(旧芸名) |
生年月日 | 1993年6月23日(31歳) |
出身地 | 日本 兵庫県尼崎市 |
身長 | 170cm |
職業 | 女優 |
ジャンル | 舞台 |
活動期間 | 2011年 - |
活動内容 |
2011年:宝塚歌劇団入団 2012年:宙組配属 2022年:宝塚歌劇団退団、芸能活動再開 |
公式サイト | 留依まきせオフィシャルサイト |
主な作品 | |
宝塚歌劇 『パパ・アイ・ラブ・ユー』 『プロミセス、プロミセス』 『NEVER SAY GOODBYE』 『カルト・ワイン』 | |
備考 | |
宝塚歌劇団卒業生 |
兵庫県尼崎市[1]、市立塚口中学校出身[2]。身長170cm[1]。愛称は「あーちゃん」、「あずさ」、「るいくん」[4]。
宝塚歌劇団時代の芸名は留依 蒔世[5]。
来歴
編集2009年、宝塚音楽学校入学。
2011年、音楽学校卒業後、宝塚歌劇団に97期生として首席入団[6][7]。星組公演「ノバ・ボサ・ノバ/めぐり会いは再び」で留依蒔世として初舞台[3]。
2012年の阪急阪神初詣ポスターモデルに起用される[8][9]。同年、組まわりを経て宙組に配属[6][3]。
2017年、実咲凜音退団公演となる「王妃の館」で、新人公演初主演[10][2][4]。
2022年11月20日、「HiGH&LOW/Capricciosa!!」東京公演千秋楽をもって、宝塚歌劇団を退団[7][5]。
退団後は留依まきせと改名し、芸能活動を再開[3]。
宝塚歌劇団時代の主な舞台
編集初舞台
編集組まわり
編集宙組時代
編集- 2012年4 - 7月、『華やかなりし日々』 - 新人公演:ロイ(少年時代)(本役:月映樹茉)『クライマックス』
- 2012年8 - 11月、『銀河英雄伝説@TAKARAZUKA』 - 新人公演:トリュー二ヒト(本役:星吹彩翔)
- 2013年1月、『逆転裁判3 検事マイルズ・エッジワース』(ドラマシティ・日本青年館)
- 2013年3 - 6月、『モンテ・クリスト伯』 - 新人公演:ディック(本役:桜木みなと)『Amour de 99!!-99年の愛-』
- 2013年7 - 8月、『the WILD Meets the WILD』(バウホール) - マック
- 2013年9 - 12月、『風と共に去りぬ』 - 新人公演:ウィリー(本役:凛城きら)
- 2014年2月、『ロバート・キャパ 魂の記録』 - ピーター・アダムス『シトラスの風II』(中日劇場)
- 2014年5 - 7月、『ベルサイユのばら-オスカル編-』 - セルジェ、新人公演:アラン(本役:緒月遠麻/七海ひろき)[4]
- 2014年11 - 2015年2月、『白夜の誓い -グスタフIII世、誇り高き王の戦い-』 - ヴァーサ王/オロフ、新人公演:カール・ポンタス・リリホルン(本役:朝夏まなと)『PHOENIX 宝塚!!-蘇る愛-』[4]
- 2015年4月、『New Wave!-宙-』(バウホール)
- 2015年6 - 8月、『王家に捧ぐ歌』 - 新人公演:ファラオ(本役:箙かおる)
- 2016年5月、『ヴァンパイア・サクセション』(ドラマシティ・KAAT神奈川芸術劇場) - 会議の男/チンピラ/献血ラッパー
- 2016年6月、『Bow Singing Workshop〜宙〜』(バウホール)
- 2016年7 - 10月、『エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)-』 - 黒天使、新人公演:フランツ・ヨーゼフ(本役:真風涼帆)[2][4]
- 2016年11 - 12月、『バレンシアの熱い花』 - アロンソ/ミゲル/バレンシアーナの男『HOT EYES!!』(全国ツアー) Wエトワール
- 2017年2 - 4月、『王妃の館-Château de la Reine-』 - ギャルソン、新人公演:北白川右京(本役:朝夏まなと)『VIVA! FESTA!』 新人公演初主演[10][2][4]
- 2017年8 - 11月、『神々の土地』 - キリチェンコ/客、新人公演:ラスプーチン(本役:愛月ひかる)『クラシカル ビジュー』
- 2018年1月、『不滅の棘(とげ)』(ドラマシティ・日本青年館) - ハンス
- 2018年3 - 6月、『天(そら)は赤い河のほとり』 - ミッタンナムワ『シトラスの風-Sunrise-』
- 2018年7 - 8月、『WEST SIDE STORY』(梅田芸術劇場) - アクション
- 2018年10 - 12月、『白鷺(しらさぎ)の城(しろ)』 - 奉行『異人たちのルネサンス』 - フェルッチ
- 2019年1 - 2月、専科『パパ・アイ・ラブ・ユー』(バウホール) - レズリー
- 2019年4 - 7月、『オーシャンズ11』 - マイク
- 2019年8 - 9月、『追憶のバルセロナ』 - ミゲル『NICE GUY!!』(全国ツアー)[5]
- 2019年11 - 2020年2月、『El Japón(エル ハポン)-イスパニアのサムライ-』 - 道化セバスティアン『アクアヴィーテ(aquavitae)!!』
- 2020年8 - 9月、『FLYING SAPA-フライング サパ-』(梅田芸術劇場・日生劇場) - タオカ[5]
- 2020年11 - 2021年2月、『アナスタシア』 - イーゴリ
- 2021年4月、『夢千鳥』(バウホール) - 紺野陽平/恩地孝四郎
- 2021年6 - 9月、『シャーロック・ホームズ-The Game Is Afoot!-』 - トバイアス・グレグスン警部『Délicieux(デリシュー)!-甘美なる巴里-』
- 2021年11 - 12月、『プロミセス、プロミセス』(ドラマシティ・東京建物 Brillia HALL) - カール・クーベリック/マージ・マクドゥーガル[5]
- 2022年2 - 5月、『NEVER SAY GOODBYE』 - ラ・パッショナリア[5]
- 2022年6 - 7月、『カルト・ワイン』(東京建物 Brillia HALL・ドラマシティ) - チャポ・エルナンデス[5]
- 2022年8 - 11月、『HiGH&LOW-THE PREQUEL-』 - リン『Capricciosa(カプリチョーザ)!!』 退団公演、エトワール[7][5]
出演イベント
編集宝塚歌劇団退団後の主な活動
編集舞台
編集- 2023年8月、『PRINCESS TOYOTOMI』(CBGKシブゲキ!!・近鉄アート館) - 小松姫[12]
- 2023年11月、『SEVEN-西遊記7つの戦い-』(クラブeX・森ノ宮ピロティホール) - 羅刹女[13]
- 2024年1月、『WHAT A WONDERFUL LIFE!』(シアターサンモール) - 明日香[14]
- 2024年4月、『美少女戦士セーラームーン』(IMM THEATER) - ネフライト[15]
- 2024年9 - 10月、『CLUB SEVEN another place』(シアター1010・有楽町よみうりホール)[16]
- 2024年11月、『ドロコン!〜泥沼離婚〜』(新宿シアタートップス)[17]
TV出演
編集広告
編集脚注
編集出典
編集- ^ a b c d PROFILE 留依まきせオフィシャルサイト。
- ^ a b c d e f 土谷美樹 (2017年2月18日). “留依蒔世 ケガ乗り越えて涙の初主演”. スポニチAnnex 2020年2月18日閲覧。
- ^ a b c d 元宝塚歌劇団・宙組男役スター【留依まきせ】退団を決意したとき。これからのアーティストとしての自分。 VoCE。
- ^ a b c d e f 名取千里 (2017年3月1日). “フェアリーインタビュー 宙組 留依蒔世”. ウィズたからづか 2020年2月18日閲覧。
- ^ a b c d e f g h Memories of 留依蒔世 タカラヅカ・スカイ・ステージ。
- ^ a b 100年史(人物) 2014, p. 123.
- ^ a b c 宝塚版「HiGH&LOW」開幕!宙組トップ・真風涼帆「ステキなご縁をいただけて感謝」 スポーツ報知。
- ^ a b 100年史(人物) 2014, p. 77.
- ^ a b “50年のあゆみ - 年の初めを飾るTOKK年始号 表紙特集”. 阪急阪神マーケティングソリューションズ. 2022年3月25日閲覧。
- ^ a b 村上久美子 (2017年2月21日). “宙組・留依蒔世が新人公演初主演「ほんとに緊張」”. 日刊スポーツ 2019年12月7日閲覧。
- ^ 宝塚巴里祭2017('17年・ホテル阪急インターナショナル) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
- ^ 新作時代劇「PRINCESS TOYOTOMI」淀殿役に彩凪翔、浅井家と宋家の三姉妹描く ステージナタリー。
- ^ “少年忍者・元木湧が孫悟空、豊田陸人が三蔵法師に、ミュージカル・ショー「SEVEN」”. ステージナタリー. ナターシャ (2023年8月28日). 2023年8月28日閲覧。
- ^ 宅間孝行 タクラボ第2弾『WHAT A WONDERFUL LIFE!』-素晴らしきかな 人生- 東貴博,浜谷健司(ハマカーン),橋本真一,留依まきせ,増田つき,横山涼,大薮丘,竹内茉音 シアターテイメントNEWS。
- ^ 乃木坂46の5期生版「セラミュー」配役発表、天寿光希がタキシード仮面に ステージナタリー。
- ^ “21年目に突入、玉野和紀の「CLUB SEVEN another place」に林翔太ら登場”. ステージナタリー. ナターシャ (2024年4月25日). 2024年4月25日閲覧。
- ^ “留依まきせ、"法廷コメディミュージカル"「ドロコン!」に「いつかはやってみたかった」と喜び”. ステージナタリー. ナターシャ (2024年10月10日). 2024年10月11日閲覧。
参考文献
編集- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3。
- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(人物編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14601-0。
外部リンク
編集- 留依まきせオフィシャルサイト
- 留依まきせ (@rui_makise) - X(旧Twitter)
- 留依まきせ (@rui_makise_official) - Instagram
- 留依まきせ - YouTubeチャンネル