山梨県立甲府工業高等学校
山梨県甲府市にある県立高校
(甲府工業高校から転送)
山梨県立甲府工業高等学校(やまなしけんりつ こうふこうぎょうこうとうがっこう)は山梨県甲府市にある公立の工業高等学校。通称「工業」「甲工」。
山梨県立甲府工業高等学校 | |
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北緯35度40分17.2秒 東経138度33分27.5秒 / 北緯35.671444度 東経138.557639度座標: 北緯35度40分17.2秒 東経138度33分27.5秒 / 北緯35.671444度 東経138.557639度 | |
過去の名称 |
市立甲府工芸学校 市立甲府工業学校 山梨県立甲府工業学校 |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 山梨県 |
学区 |
全県一学区 運動部対象の若干名の県外募集有り[1] |
校訓 | 質実剛健 |
設立年月日 | 1917年 |
共学・別学 | 男女共学 |
課程 |
全日制課程 定時制課程 |
単位制・学年制 |
学年制(全日制) 単位制(定時制) |
設置学科 |
機械科(全日制・定時制) 電気科(全日制・定時制) 電子科(全日制) 建築科(全日制・定時制) 土木科(全日制) |
専攻科 |
創造工学科 建築科 |
学校コード | D119210000069 |
高校コード | 19109E |
所在地 | 〒400-0026 |
山梨県甲府市塩部2-7-1 | |
外部リンク | 公式ウェブサイト |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
設置学科
編集沿革
編集基礎データ
編集アクセス
編集- JR甲府駅 徒歩12分
象徴
編集- 校章 - 1948年(昭和23年)改定。当時の同校教師でのちに神幽現救世真光文明教団の教祖となった依田君美のデザインによる。「山梨の葉」の五葉は五科を象徴している。
- 校訓 - 質実剛健
- 信条 - 技術者となる前に人間となれ
- 制服 - 男子は一金ボタン5個の学ラン。女子は紺のブレザー、金ボタン2個と白ブラウスにエンジ色のリボン。
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部活動
編集存在する部活(令和6年現在)
学芸局
- ギター部
- 写真部
- 茶道部
- 吹奏楽部
- 情報システム部
- 美術部
- ハングル研究部
- ボランティア部
- 建築研究部
- 機械技術部
- 無線部
体育局
- 陸上・駅伝
- 空手
- 弓道
- 剣道
- サッカー
- 山岳
- 自転車
- 柔道
- テニス
- 新体操
- 卓球
- ソフトテニス
- バスケットボール
- バドミントン
- バレーボール
- ハンドボール
- ボクシング
- 野球
- ラグビー
野球部は春夏通算10回以上甲子園に出場し、複数のプロ野球選手を輩出している。
無線部はコールサイン(識別信号)「JA1YBX」。令和6年現在無線局免許状は更新しているが、部としては活動停止中(部員募集も停止[2])。
塩部遺跡
編集敷地内には古墳時代を中心とした塩部遺跡(甲府工業高校遺跡)があり、1953年(昭和28年)には旧グラウンド部分から古墳時代前期の土器資料が出土していた。1995年(平成7年)に旧グラウンドへの校舎新築に際して山梨県埋蔵文化センターによる発掘調査が行われ、古墳時代の方形周溝墓やヒスイ製の勾玉、丸底壺や装飾器台、ウマの歯などの出土遺物が確認されており、特に5世紀以前のウマの出土例が注目されている。また、縄文時代の石鏃や弥生時代の竪穴建物、古代の相川旧河道や集落遺跡、水田跡、植物や動物の遺存体、斎串や人形木製品など祭祀に関わる木製品が出土している。ほか、甲府空襲の焼夷弾も発見されている。
現在は校舎が建築され、周辺は市街地となっている。出土資料は山梨県埋蔵文化センターで保管され、出土した馬歯は山梨県立博物館において常設展示されている。
出身者
編集- 田原俊彦 - 歌手、俳優(全日制・土木科)
- 村松栄紀 - レーシングドライバー
- 深澤直人 - プロダクトデザイナー
- 津久井督六 - ツクイ創業者
- 藤巻昇 - 元競輪選手(中退)
- 浅原拓真 - ラグビー日本代表
- 古屋孝広 - ラグビー選手
- 加藤康祐 - サッカー選手
- 和田竜光 - 総合格闘家
- 穐山篤 - 参議院議員
- 上田利正 - 衆議院議員
- 窪田等 - ナレーター、声優
- 岸本勇太 - 歌手
- 小林治雄 - 漫画家
- 飯室芳男 - 陸上選手
- 勝俣進 - サッカー選手
- 小澤宙輝 - バレーボール選手
- 小俣喜久雄 - 芸能研究者
野球
編集脚注
編集- ^ “全国募集”. 甲府工高. 2020年7月24日閲覧。
- ^ “部活動 | 山梨県立甲府工業高等学校”. 2024年6月28日閲覧。
参考文献
編集- 森原明廣「塩部遺跡」『山梨県史資料編1考古(遺跡)』