猪股洋文
猪股 洋文(いのまた ひろぶみ、1952年3月28日 - )は、日本の政治家。元宮城県加美郡加美町長(3期)。
猪股 洋文 いのまた ひろぶみ | |
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生年月日 | 1952年3月28日(72歳) |
出生地 | 宮城県加美郡中新田町(現・加美町) |
出身校 | ユタ大学政治学部 |
所属政党 | 無所属 |
当選回数 | 3回 |
在任期間 | 2011年8月28日[1] - 2023年8月27日 |
来歴
編集宮城県加美郡中新田町(現・加美町)出身。宮城県古川高等学校、ユタ大学政治学部卒業。宮城県庁に奉職。県職員時代、2年8か月、韓国のソウルに駐在した[2]。
2007年の加美町長選挙に宮城県職員を退職して出馬。新人5名中2位得票となるものの、1位だった佐藤澄男が法定得票を満たさなかったため、再選挙となり、最下位得票だった1名を除く4名が再出馬する中で、佐藤にわずかな差で敗れ落選。その後、社会福祉法人の役員となる。
2011年の町長選挙に出馬し、現職の佐藤を下して初当選。
2015年の町長選挙に出馬し、無投票で再選。
2019年の町長選挙に出馬し、無所属新人を下して当選[3]。
2023年(令和5年)5月、2020年3月に町長権限で結んだ合同会社JRE宮城加美と加美町との町有地の地上権設定契約について、町にとって一方的に不利な条件となっているとし、住民監査請求が行われたが、町の監査委員は「将来的に損害が生じる可能性が高いと判断するのは現時点で困難で、請求要件を満たさない」として請求を却下[4]。
2023年(令和5年)6月、町長権限で結んだ加美町と事業者との土地利用についての契約は、事故などが起きた際に十分な費用を事業者に請求するのが難しい内容であり、住民の安全な生活を守ることが困難になるなどとして地元の住民グループが猪股町長に対し、土地使用の差し止めを求める訴えを起こしたことが報道された。[5]
2023年(令和5年)8月の町長選挙に出馬したが、町内の風力発電所建設計画の白紙撤回を訴えた元衆議院議員の石山敬貴に敗れ落選[6]。
脚注
編集- ^ 県内市町村別の任期満了一覧(平成30年10月1日現在)
- ^ 町長プロフィール - 加美町
- ^ “<加美町長選>猪股氏3選 「経験・人脈で安心の町に」”. 河北新報 (2019年8月12日). 2019年8月12日閲覧。
- ^ 日本放送協会. “加美町に建設中の風力発電施設 住民監査請求は却下|NHK 宮城のニュース”. NHK NEWS WEB. 2023年6月28日閲覧。
- ^ 日本放送協会. ““風力発電施設の土地使用差し止めを” 加美町住民が提訴|NHK 宮城のニュース”. NHK NEWS WEB. 2023年6月28日閲覧。
- ^ “宮城・加美町長に石山氏初当選 大規模風力発電「白紙撤回」”. 産経新聞. (2023年8月6日) 2023年8月7日閲覧。
外部リンク
編集- いのまた洋文オフィシャルブログ[リンク切れ]
- 猪股洋文 (hiro.inomata.50) - Facebook
- 町長室 - 加美町
公職 | ||
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先代 佐藤澄男 |
宮城県加美町長 2011年 - 2023年 |
次代 石山敬貴 |