猪子石城
猪子石城(いのこしじょう)は、名古屋市名東区にあった日本の城(平城)。
猪子石城 (愛知県) | |
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城跡とされる猪子石神明社(2015年9月) | |
城郭構造 | 平城 |
天守構造 | なし |
築城主 | 横地氏 |
築城年 | 不明 |
主な城主 | 横地秀次 |
廃城年 | 天正12年(1584年)以降 |
指定文化財 | 未指定 |
位置 | 北緯35度11分26.5秒 東経136度59分39.9秒 / 北緯35.190694度 東経136.994417度座標: 北緯35度11分26.5秒 東経136度59分39.9秒 / 北緯35.190694度 東経136.994417度 |
地図 |
概要
編集香流川の北岸に築かれ、東西約90メートル、南北110メートルの規模で、現在は月心寺と神明社の境内となっている[1]。かつては2重の堀をめぐらせてあったと伝わっている。
室町時代前期に遠江から移ってきた横地氏の城。天正12年(1584年)の小牧・長久手の戦いで、城主・横地秀次が羽柴秀吉方の池田恒興らの案内役を務めるが、敗れて美濃方面に逃走した後に廃城となった[1]。
脚注
編集参考文献
編集- 『日本城郭大系』 9巻、新人物往来社、1979年、286頁。ASIN B000J8HHFO。