犬墓大師堂
犬墓大師堂(いぬのはかだいしどう)は、徳島県阿波市市場町犬墓にある高野山真言宗の仏堂。本尊は大師像。四国八十八箇所・切幡寺の番外霊場。
犬墓大師堂 | |
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所在地 | 徳島県阿波市市場町犬墓字大北 |
位置 | 北緯34度7分49.31秒 東経134度16分6.05秒 / 北緯34.1303639度 東経134.2683472度座標: 北緯34度7分49.31秒 東経134度16分6.05秒 / 北緯34.1303639度 東経134.2683472度 |
宗派 | 高野山真言宗 |
本尊 | 大師像 |
創建年 | 享保年間(1716年-1736年) |
開基 | 松永傳太夫 |
札所等 | 四国八十八箇所番外霊場 |
歴史
編集伝承によると、空海が犬を連れてこの地の山を訪れた際に猪と遭遇し襲われ、その際に犬が大師を猪から守ったが誤って滝壺に落ちて命を落としてしまう。その犬の死を憐れんだ空海が犬の墓を建てて、山を犬嶽、土地を犬墓と名づけたと伝わっている[1]。
その後、享保年間(1716年-1736年)に犬墓村の庄屋である松永傳太夫が犬墓大師堂を創建した。犬墓大師堂に祀られている大師像には戌墓と刻まれた34 cm×40 cmの台座に36 – 40 cmの楕円形の自然石が置かれている。また2002年(平成14年)には空海と義犬の像が建立された[2][3]。
交通
編集- 徳島インターチェンジ「土成インターチェンジ」より車で約15分。
- JR「学駅」より車で約20分。