特大型運搬車
戦車などの運搬に用いられる陸上自衛隊の輸送車両
特大型運搬車(とくおおがたうんぱんしゃ)は、陸上自衛隊が装備する輸送車両。いわゆる戦車運搬車で、主に輸送科に配備される。
特徴
編集最大積載量50tの4軸16輪トレーラである。陸上自衛隊の装備では90式戦車以下全車を搭載可能であり、北部方面輸送隊と東部方面輸送隊に少数が配備されている。
牽引車(トラクタ)のベースとなっているのは74式特大型トラックの新型が多い。また、牽引車の車高は74式特大型トラックに比べても相当に上げられている。
諸元・性能
編集- 全長:16.99m(牽引車:7.335m、トレーラ:11.545m)
- 全幅:3.49m
- 全高:3.15m
- 重量:21,160kg(牽引車:10,780kg、トレーラ:10,380kg)
- 最大積載量:50,000kg
- 出力:535ps
- 最高速度:約60km/h[1]
- 製作:牽引車(三菱ふそうトラック・バス〈旧・三菱自動車工業〉)、トレーラ(東急車輛製造〈現・東邦車輛〉)
配備部隊
編集登場作品
編集関連項目
編集脚注
編集- ^ ただし非積載時は最高95キロで走行可能