物部匝瑳 熊猪(もののべのそうさ の くまい)は、平安時代初期の豪族のち宿禰官位従五位下鎮守将軍勲等は勲六等。

 
物部匝瑳熊猪
時代 平安時代初期
生誕 不明
死没 不明
官位 従五位下鎮守将軍
勲六等
主君 仁明天皇
氏族 物部宿禰
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経歴

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主殿允を経て、仁明朝初頭の承和元年(834年従五位下鎮守将軍に叙任され地方官に転じる。

翌承和2年(835年姓から宿禰姓に改姓すると同時に、本貫下総国匝瑳郡から左京二条に移している。なお『続日本後紀』のこの改姓記事の中で、かつて物部小事が坂東に遠征した功労により、下総国に匝瑳郡を建てることを許され、その地名をの名に負ったこと。熊猪は小事の子孫であることが語られている[1]

また時期は不明ながら東国で軍功を挙げたらしく、承和2年(835年)までに勲六等叙勲を受けている[1]

官歴

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続日本後紀』による。

脚注

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  1. ^ a b 『続日本後紀』承和2年3月16日条

参考文献

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