熱海バイパス
概要
編集熱海地区の国道49号は、磐梯熱海温泉の温泉街を東西に横断し、郡山市街地と県内有数の観光地である猪苗代湖、会津若松とを結ぶ幹線道路であり、特に休日や行楽時期には激しい混雑が発生し、交通事故も多発していた。また、沿線には温泉旅館や病院が立地しており、1990年時点での沿線の騒音値は要請限度を上回っており、また歩道幅員が十分に確保されておらず、温泉客やリハビリ患者の歩行者交通の安全性に問題があった。これらの問題の解消のために、温泉街をトンネルと橋梁で北側に迂回するバイパス道路として事業化された。
路線データ
編集以下は国土交通省事後評価によるデータ[1]
- 起点:福島県郡山市熱海町安子ヶ島
- 終点:福島県郡山市熱海町二渡
- 全長:4.7km
- 道路幅員:17.0m
- 車線数:2車線
沿革
編集路線状況
編集トンネル
編集- 熱海トンネル
橋梁
編集- 磐梯熱海大橋
- 全長 - 322.0m
- 幅員 - 15.3m
- 竣工 - 1997年[4]
- 東詰の熱海バイパス東交差点が当バイパスの起点部にあたり、国道49号旧道(現福島県道200号磐梯熱海停車場線)と分岐する。旧国道、JR磐越西線、五百川を渡る。国土交通省郡山国道事務所によりライブカメラが設置されている。
地理
編集交差する道路
編集- 福島県道200号磐梯熱海停車場線(熱海バイパス東交差点)
- 福島県道8号本宮熱海線(熱海バイパス陸橋交差点)
- 福島県道8号本宮熱海線・福島県道24号中の沢熱海線 (熱海バイパス中央交差点)
関連項目
編集出典
編集- ^ 国土交通省東北地方整備局・一般国道49号熱海バイパスの事業評価
- ^ 一般国道49号 熱海バイパスの事業評価 - 国土交通省東北地方整備局郡山国道事務所
- ^ 現地銘板より
- ^ 橋梁の長寿命化修繕計画 - 国土交通省東北地方整備局