清水英克
清水 英克(しみず ひでかつ、1965年9月24日 - )は、日本中央競馬会・美浦トレーニングセンターに所属している調教師。
清水英克 | |
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2010年シンザン記念表彰式 | |
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 千葉県市川市 |
生年月日 | 1965年9月24日(59歳) |
所属団体 | JRA |
初免許年 | 2005年(2006年開業) |
経歴 | |
所属 |
石栗龍雄/厩務員(1984.4 - 1984.11) 石栗龍雄/調教助手(1984.11 - 1993.2) 土田稔/調教助手(1993.3 - 2004.7) 大久保洋吉/調教助手(2004.7 - 2004.9) 土田稔/調教助手(2004.10 - 2005.2) 美浦T.C.(2005.3 - ) |
来歴
編集家の近くに中山競馬場があり、小学6年の時に乗馬を始める。初めての競馬観戦は1978年の日本ダービーで、サクラショウリの小島太に憧れて騎手を目指したが[1]、体格が大きくなりすぎて厩務員に路線変更をした。
土田稔厩舎で厩務員と調教助手を務め、2005年2月に調教師試験に合格し、調教師免許を取得。
前田禎調教師の死去に伴い、旧前田厩舎の一部を引き継ぐ形で厩舎を開業[2]。管理馬の初出走は2006年1月22日、中山競馬第8競走のマイネルグロッソ(12着)。
初勝利は同年の4月16日、中山競馬第1競走のブンブンブン(のべ32頭目の出走だった)[3]。
2010年1月10日、ガルボがシンザン記念を制し、重賞初勝利。また、同レースを関東馬が制したのは史上初[4]。翌11日にはコスモネモシンがフェアリーステークスに優勝し、2006年の音無秀孝調教師以来(日経賞をリンカーン、その翌日に高松宮記念をオレハマッテルゼで優勝)となる同一週2日連続で重賞を制覇した[5]。
調教師成績
編集日付 | 競馬場・開催 | 競走名 | 馬名 | 頭数 | 人気 | 着順 | |
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初出走 | 2006年1月22日 | 1回中山8日8R | 4歳上500万下 | マイネルグロッソ | 16頭 | 5 | 12着 |
初勝利 | 2006年4月16日 | 3回中山8日1R | 3歳未勝利 | ブンブンブン | 10頭 | 3 | 1着 |
重賞初出走 | 2006年11月5日 | 5回東京2日11R | アルゼンチン共和国杯 | トレオウオブキング | 14頭 | 11 | 7着 |
GI初出走 | 2009年12月20日 | 5回中山6日11R | 朝日杯FS | ガルボ | 16頭 | 12 | 4着 |
重賞初勝利 | 2010年1月10日 | 1回京都3日11R | シンザン記念 | ガルボ | 16頭 | 4 | 1着 |
おもな管理馬
編集- ガルボ(2010年シンザン記念、2012年東京新聞杯、ダービー卿チャレンジトロフィー、2014年函館スプリントステークス)
- コスモネモシン(2010年フェアリーステークス、2013年新潟記念)
- ケイティブレイブ - 栗東・杉山晴紀厩舎から転厩
- ケイティクレバー(2022年東京ジャンプステークス)
脚注
編集- ^ 『優駿』2010年3月号、135頁。
- ^ “清水英克、中川公成調教師が新規開業へ”. netkeiba.com. 2017年7月24日閲覧。
- ^ “清水英克調教師、JRA初勝利”. netkeiba.com. 2017年7月24日閲覧。
- ^ “【シンザン記念】ガルボ完勝!クラシック参戦も”. スポーツニッポン (Sponichi Annex). (2010年1月11日) 2017年7月24日閲覧。
- ^ “【フェアリーS】新星誕生!ネモシン“快挙”V”. スポーツニッポン (Sponichi Annex). (2010年1月12日) 2017年7月24日閲覧。
- ^ “清水師 新潟3RのフォースライトでJRA通算100勝達成”. スポーツニッポン (Sponichi Annex). (2012年8月27日) 2017年7月24日閲覧。