清水敏男 (政治家)
清水 敏男(しみず としお、1963年(昭和38年)8月24日[1] - )は、日本の政治家。
清水 敏男 しみず としお | |
---|---|
2017年 | |
生年月日 | 1963年8月24日(61歳) |
出生地 | 福島県いわき市 |
出身校 | 日本大学法学部卒業 |
所属政党 |
(自由民主党→) 無所属 |
公式サイト | 福島県いわき市長 清水敏男公式サイト |
当選回数 | 2回 |
在任期間 | 2013年9月28日 - 2021年9月27日 |
選挙区 | いわき市選挙区 |
当選回数 | 4回 |
在任期間 | 1999年4月30日 - 2013年7月3日 |
当選回数 | 2回 |
在任期間 | 1992年 - 1999年 |
概要
編集福島県いわき市出身[2]。いわき市立湯本第一小学校、いわき市立湯本第一中学校、福島県立磐城高等学校卒業。日本大学法学部政治経済学科を卒業後、衆議院議員・鴻池祥肇の秘書を務める。
1992年、いわき市議会議員選挙に出馬し初当選。市議を2期務める。全国若手市議会議員の会創設に参画し、初代会長となる。1999年、福島県議会議員選挙に自由民主党公認で出馬し初当選。2013年7月3日、4期目の途中で県議職を辞職[2]。
2013年9月8日に行われたいわき市長選挙に立候補。現職の渡辺敬夫(日本維新の会・公明党推薦)、元衆議院議員の宇佐美登、教会伝道者の五十嵐義隆ら3候補を破り初当選[3][4][5]。同年9月28日、市長就任[6]。
※当日有権者数:273,142人 最終投票率:51.13%(前回比:-4.89pts)
候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 得票率 | 推薦・支持 |
---|---|---|---|---|---|---|
清水敏男 | 50 | 無所属 | 新 | 55,367票 | 40.03% | |
渡辺敬夫 | 67 | 無所属 | 現 | 48,179票 | 34.83% | (推薦)日本維新の会・公明党 |
宇佐美登 | 46 | 無所属 | 新 | 31,402票 | 22.70% | |
五十嵐義隆 | 35 | 無所属 | 新 | 3,377票 | 2.44% |
2017年9月10日に行われた市長選に自民党いわき総支部の推薦を受けて出馬し、元職の渡辺敬夫と元衆議院議員の宇佐美登を破り再選[7]。
※当日有権者数:275,079人 最終投票率:49.13%(前回比:-2.0pts)
候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 得票率 | 推薦・支持 |
---|---|---|---|---|---|---|
清水敏男 | 54 | 無所属 | 現 | 59,814票 | 44.67% | (推薦)自民党いわき総支部 |
渡辺敬夫 | 71 | 無所属 | 元 | 37,670票 | 28.13% | |
宇佐美登 | 50 | 無所属 | 新 | 36,411票 | 27.19% |
2021年8月29日、いわき市長選挙が告示され、清水のほか、元文部科学省職員の内田広之、元衆議院議員の宇佐美登、前常磐共同ガス社長の猪狩謙二らが立候補した。福島民友新聞社と福島民報社は29日と30日に世論調査を行い、取材で得た情報を加味して序盤の情勢を分析して8月31日に公表した。前者は「清水と猪狩と内田が激しく競り合い、宇佐美が追う展開」と報じ[8]、後者は「清水と内田が競り合い、猪狩と宇佐美が続く展開」と報じた[9]。ところが9月5日、メディアは投票締め切りの19時と同時に内田の当選確実を報道[10]。清水は得票数3位で敗れた。
※当日有権者数:267,281人 最終投票率:47.68%(前回比:-1.45pts)
候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 得票率 | 推薦・支持 |
---|---|---|---|---|---|---|
内田広之 | 49 | 無所属 | 新 | 45,885票 | 36.33% | |
宇佐美登 | 54 | 無所属 | 新 | 28,258票 | 22.37% | |
清水敏男 | 58 | 無所属 | 現 | 26,658票 | 21.10% | |
猪狩謙二 | 59 | 無所属 | 新 | 25,512票 | 20.20% |
市政
編集- 2020年4月28日、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う独自の経済支援策として、売り上げが減少した賃貸店舗を持つ事業者に上限額30万円の補助金を支給すると発表した。また、新たにテレワークを導入して国のIT導入補助金を受けた事業者に最大50万円、業態転換のため国の持続化補助金を受けた事業者には最大25万円の上乗せ支援を行った。市の経済対策は全体で10億円規模となる見通しで、このうち約5億円を賃貸料関連の補助金に充てた[11]。
- 同日、自身の6月期末手当を50%減額すると表明した。減額後の支給額は109万4,445円となる見通し[12]。
- 同年11月17日、自身の12月期末手当を25%減額すると表明した。病院事業管理者を除く特別職5人も同様に減額する。副市長2人はそれぞれ15%、教育長は10%減額[13]。
脚注
編集- ^ 『全国歴代知事・市長総覧』日外アソシエーツ、2022年、60頁。
- ^ a b “「福島県議の清水敏男氏がいわき市長選に出馬」早ければ7月3日、記者会見で公式発表 「いわき市の再生に乗り出す」と語る「現市政では徐染も手付かず大幅遅れ」 現市長と宇佐美登氏の事実上の三つ巴戦「大震災で復興を急がれる注目の同市長選候に補者出揃う激戦へ」新人候補の「清水氏」に市民が期待感”. いわき経済報. (2013年6月21日) 2013年11月19日閲覧。
- ^ “いわき市長選挙(2013/09/08投票)結果”. ザ選挙. 2011年10月27日閲覧。
- ^ “福島県いわき市長に新人、清水敏男氏 現職ら破る”. MSN産経ニュース. 2011年10月27日閲覧。
- ^ “福島・いわき市長に清水敏男氏が初当選(8日の市長選)”. 朝日新聞. (2013年9月8日) 2013年11月19日閲覧。
- ^ 市町村長等の任期等一覧表 (平成29年7月1日現在)
- ^ “いわき市長に現職・清水敏男氏再選 元新2氏を2万票差で破る”. 福島民友. 2017年9月13日閲覧。
- ^ “清水、猪狩、内田氏激しく競る 宇佐美氏追う展開、いわき市長選世論調査”. 福島民友. (2021年8月31日) 2021年9月5日閲覧。
- ^ “清水氏と内田氏が競る 猪狩氏、宇佐美氏続く 福島・いわき市長選の序盤情勢”. 福島民報. (2021年8月31日) 2021年9月4日閲覧。
- ^ “<速報>いわき市長選挙 新人・内田広之候補(49)当選確実”. FNNプライムオンライン. (2021年9月5日) 2021年9月5日閲覧。
- ^ “いわき市が「賃貸店舗」上限30万円補助 新型コロナ経済支援策”. 福島民友. (2020年4月29日) 2020年4月30日閲覧。
- ^ “清水いわき市長、夏のボーナス50%減額 新型コロナ影響踏まえ”. 福島民友. (2020年4月29日) 2020年4月30日閲覧。
- ^ 『朝日新聞』2020年11月18日付朝刊、23面、「市長の給与、25%削減 /福島県」。
外部リンク
編集- 福島県いわき市長 清水敏男公式サイト
- 清水敏男 (toshio.shimizu.5) - Facebook
- 清水敏男【いわき新時代の会】 - YouTubeチャンネル
- 市長室 - いわき市役所
公職 | ||
---|---|---|
先代 渡辺敬夫 |
福島県いわき市長 2013年 - 2021年 |
次代 内田広之 |