清水 善和(しみず よしかず、1953年5月5日[1] - )は、日本の植物生態学者駒澤大学名誉教授。「樹木環境ネットワーク協会」のグリーンセイバー検定委員、「日本ガラパゴスの会」理事。専門は植物生態学、島嶼地理学。理学博士京都大学)。

略歴・人物

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新潟県生まれ。1972年静岡県立静岡高等学校卒業[2]1976年京都大学理学部生物学系卒業、1983年、同大学院理学研究科植物学専攻博士後期課程修了、「小笠原諸島の森林の植物生態学的研究」で理学博士。駒澤大学助教授、総合教育研究部自然科学部門教授。2024年、駒澤大学名誉教授[3]

小笠原諸島、大洋島の植物の進化・生態を研究。ガラパゴス、ハワイで野外調査。日本地理学会日本生態学会に所属。

著書

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  • 『小笠原諸島に学ぶ進化論 -閉ざされた世界の特異な生き物たち-』技術評論社〈知りたいサイエンス 081〉、2010年7月。ISBN 978-4-7741-4268-5 
  • 『小笠原自然年代記』岩波書店〈自然史の窓 3〉、1998年12月7日。ISBN 978-4000066631 
  • 『ハワイの自然 -3000万年の楽園-』古今書院、1998年3月。ISBN 978-4772214056 

共著

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受賞

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脚注

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  1. ^ 清水 善和 - Webcat Plus”. webcatplus.nii.ac.jp. 2023年4月11日閲覧。
  2. ^ 『静中・静高同窓会会員名簿』平成15年度(125周年)版 259頁。
  3. ^ 「令和6年度 名誉教授称号記授与式」を行いました 駒澤大学 2024.07.30
  4. ^ Ecological Research Award 歴代受賞者

参考

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外部リンク

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