深尾角馬
深尾 角馬(ふかお かくま、1631年(寛永8年) - 1682年(天和2年))は、江戸時代の剣客。雖井蛙流平法の創始者。名は重義。号は井蛙。
生涯
編集岡山藩池田家中河田理右衛門の子、河田喜六として生まれる。1632年(寛永9年)、藩主池田光仲の鳥取藩移封に従い、鳥取に移る。
父から丹石流を学び、去水流、東軍流、卜伝流、神道流、新陰流、タイ捨流、岩流、戸田流など諸流の剣術を修めた。
深尾家を継いで深尾角馬と名を改め、剣法の流儀を創始。「井の中の蛙と雖も大海を知らざるべけんや」として流儀の名を「雖井蛙流」とした。安心流、化顕流の居合も創始した。
深尾角馬が登場する作品
編集- 『秘剣水鏡』(1998年、徳間文庫)戸部新十郎 - 牡丹