洲本バイパス
洲本バイパス(すもとバイパス)は、兵庫県洲本市炬口(たけのくち)から洲本市洲本IC入口交差点の区間を結ぶ一般国道28号のバイパスである。
背景
編集この区間の旧道は交通量の増加と車両の大型化が進み交通混雑がひどくなったこと、また洲本川沿いにあり旧道の拡幅が困難であることから建設された。
規格
編集歴史
編集- 1998年(平成10年)5月15日:洲本市大野 - 洲本インターチェンジ入口交差点間延長0.7 kmが供用開始
- 2000年(平成12年)4月28日:青雲橋北詰交差点 - 洲本市大野間延長2.9 kmが供用開始
- これに伴い、青雲橋北詰交差点 - 洲本IC入口交差点の旧道の区間は兵庫県道46号洲本五色線(青雲橋北詰交差点 - 下加茂交差点)、兵庫県道125号洲本西淡線(現・兵庫県道125号洲本松帆線、下加茂交差点 - 上内膳交差点、下加茂交差点 - 桑間交差点は兵庫県道474号下内膳物部線との重複区間)、兵庫県道472号鳥飼浦洲本線(上内膳交差点 - 洲本インターチェンジ入口交差点)に転換された。
- 現状は一部区間の供用となっているため、旧道と合流する青雲橋北詰交差点で渋滞が発生している。
残る宇山 - 炬口間延長2.4 kmは2025年(令和7年)春の開通予定としていたが[2]、炬口トンネル(仮称)の工事騒音・振動の配慮等のため掘削が約2年遅延し、開通時期を精査中である[3]。
脚注
編集- ^ “国道28号 洲本バイパス(お知らせ:トンネル貫通・トンネル名称決定)” (PDF). 国土交通省近畿地方整備局 兵庫国道事務所 (2024年4月19日). 2024年4月19日閲覧。
- ^ 『国道483号豊岡道路 他4事業が今後5か年内に開通予定 〜兵庫県における「防災・減災、国土強靱化に向けた 道路の5か年対策プログラム」を公表します〜』(PDF)(プレスリリース)国土交通省近畿地方整備局兵庫国道事務所・豊岡河川国道事務所、2021年4月27日 。2024年2月9日閲覧。
- ^ 『洲本バイパス「炬口トンネル(仮称)」がR6.4月下旬に貫通します 〜国道28号洲本バイパスで淡路島内最長のトンネルが貫通します〜』(PDF)(プレスリリース)国土交通省近畿地方整備局兵庫国道事務所、2024年2月7日 。2024年2月7日閲覧。