泊岸駅
日本の領有下の樺太敷香郡泊岸村にあった鉄道省の駅
泊岸駅(とまりきしえき)は、かつて樺太敷香郡泊岸村に存在した鉄道省樺太東線および日鉄鉱業泊岸炭鉱専用鉄道の駅である。
ヴァフルシェフ駅 泊岸駅 | |
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駅舎 | |
ст. Вахрушев | |
所在地 |
ロシア連邦 極東連邦管区サハリン州 |
駅番号 | 99580 |
所属事業者 |
ロシア鉄道 極東鉄道支社サハリン地域部 |
駅種類 | 貨客駅 грузопассажирская |
駅名変遷 | 1936年-1946年 : 泊岸(とまりきし) |
所属路線 | コルサコフ─ノグリキ線 |
キロ程 | コルサコフ起点 299.8 km |
開業年月日 | 1936年8月30日 |
歴史
編集- 1936年(昭和11年)8月30日 - 樺太鉄道南新問駅 - 敷香駅間(43.0km)延伸開業により設置。
- 1938年1月:日鉄鉱業泊岸炭鉱専用鉄道が開業[1]。
- 1941年(昭和16年)4月1日 - 樺太鉄道の国有化により、樺太庁鉄道東海岸線の駅となる。
- 1943年(昭和18年)4月1日 - 南樺太の内地化にともない、鉄道省(国有鉄道)に編入。
- 1945年(昭和20年)8月 - ソ連軍が南樺太へ侵攻、占領し、駅も含め全線がソ連軍に接収される。
- 1946年(昭和21年)
- 2月1日 - 日本の国有鉄道の駅としては、書類上廃止。
- 4月1日 - ソ連国鉄に編入。ロシア語駅名は「ヴァフルシェフ サハリンスキー」。
運行状況
編集現在はポロナイスク駅、チーハヤ駅発着の1往復、ユジノサハリンスク駅、ノグリキ駅発着の特急1往復のみ停車する。
駅周辺
編集- 泊岸村役場
- 京都帝国大学演習林
脚注
編集- ^ 三木理史「1930年代の樺太における石炭業」『アジア経済』第46巻第5号、日本貿易振興機構アジア経済研究所、2005年5月、2-18頁、doi:10.20561/00041292、ISSN 00022942、NAID 120006225849。
隣の駅
編集- 日鉄鉱業泊岸炭鉱専用鉄道
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- 泊岸駅 - 楠山駅