泉大津駅

大阪府泉大津市にある南海電気鉄道の駅

泉大津駅(いずみおおつえき)は、大阪府泉大津市旭町にある、南海電気鉄道南海本線駅番号NK20

泉大津駅
駅舎(2024年6月)
いずみおおつ
IZUMIŌTSU
NK19 松ノ浜 (0.9 km)
(1.9 km) 忠岡 NK21
地図
所在地 大阪府泉大津市旭町19-1
北緯34度30分11.49秒 東経135度24分24.76秒 / 北緯34.5031917度 東経135.4068778度 / 34.5031917; 135.4068778座標: 北緯34度30分11.49秒 東経135度24分24.76秒 / 北緯34.5031917度 東経135.4068778度 / 34.5031917; 135.4068778
駅番号 NK 20
所属事業者 南海電気鉄道
所属路線 南海本線
キロ程 20.4 km(難波起点)
電報略号 オツ
駅構造 高架駅
ホーム 2面4線
乗降人員
-統計年度-
24,862人/日
-2023年-
開業年月日 1897年明治30年)10月1日
備考 *1942年に大津駅から改称
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急行以下の種別が停車する。

歴史

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年表

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鉄道唱歌

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鉄道唱歌第5集(関西・参宮・南海篇、1900年〈明治33年〉作詞)58番の歌詞にて、当駅が登場する[8]

貝塚いでしかひありて はや岸和田城の跡 こゝは大津かいざゝらば おりて信太の楠も見ん

駅構造

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配線図

松ノ浜駅

4 3 2 1


   
   
       
       
       
       
   

忠岡駅

待避設備を備えた島式2面4線の高架駅である。

当駅は、駅長が配置され、諏訪ノ森駅 - 忠岡駅高師浜線の各駅を管轄している。

2008年6月7日に上り線の高架が使用開始され、エスカレーターエレベーターフルカラーLED発車標(従来地上駅時代に設置にされていた反転フラップ式(ソラリー式)の機能に加え、発車時刻・両数も表示される)が設置されている。下り線については2012年8月4日に高架化された。太陽光発電システムが2011年1月25日から稼動を開始し、また雨水利用システムや節水型トイレを設置するなど、環境に配慮した駅である[9]

のりば

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のりば 路線 方向 行先[10]
1・2   南海線 下り 和歌山市  関西空港方面
3・4 上り なんば方面
  • 内側2・3番線が本線、外側1・4番線が待避線となっている。なんば側に下りから上りへの渡り線がある。ただし2013年現在、泉大津折り返し列車は設定されていない。
  • 日中は空港急行と普通との緩急接続がほぼ終日行われており、当駅発車後の普通車は空港急行と比較して、上りは堺駅まで先着(高石で特急の通過待ち)、下りは泉佐野駅まで先着(岸和田で特急に接続)している(※2014年10月18日改正時点)。
  • 高架下には南海の商業施設N.KLASS(エヌクラス)泉大津(2017年3月16日開業)がある。

利用状況

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2023年(令和5年)度の1日平均乗降人員24,862人である。南海の駅(100駅)では金剛駅に次ぐ10位、南海本線(今宮戎駅・萩ノ茶屋駅を除く41駅)では堺駅に次ぐ5位である。

高石市以南の泉州地域鉄道駅としては、1日あたりの乗降客数が隣接する和泉市にある泉北高速鉄道和泉中央駅に次いで多い。また、南海の駅全体から見ても、当駅以南のすべての特急停車駅を上回っている。

各年度・年次の1日平均利用状況は下表の通り。

1日平均利用状況[統計 1][統計 2]
年度/年次 年度別 年次別 出典
乗降人員 増減率 順位 乗車人員 降車人員 乗降人員 南海 大阪府
1990年(平成02年) 12,742 12,864 25,606 [大阪府 1]
1991年(平成03年) 12,721 12,280 25,001 [大阪府 2]
1992年(平成04年) 12,508 12,621 25,129 [大阪府 3]
1993年(平成05年) 12,361 12,489 24,850 [大阪府 4]
1994年(平成06年) 13,039 12,843 25,882 [大阪府 5]
1995年(平成07年) 13,563 13,112 26,675 [大阪府 6]
1996年(平成08年) 13,884 13,349 27,233 [大阪府 7]
1997年(平成09年) 13,886 13,269 27,155 [大阪府 8]
1998年(平成10年) 13,699 13,064 26,763 [大阪府 9]
1999年(平成11年) 13,580 12,924 26,504 [大阪府 10]
2000年(平成12年) 13,376 12,714 26,090 [大阪府 11]
2001年(平成13年) 13,283 12,666 25,949 [大阪府 12]
2002年(平成14年) 12,906 12,292 25,198 [大阪府 13]
2003年(平成15年) 12,762 12,107 24,869 [大阪府 14]
2004年(平成16年) 12,644 11,927 24,571 [大阪府 15]
2005年(平成17年) 12,820 12,046 24,866 [大阪府 16]
2006年(平成18年) 12,901 12,154 25,055 [大阪府 17]
2007年(平成19年) 13,005 12,275 25,280 [大阪府 18]
2008年(平成20年) 13,174 12,487 25,661 [大阪府 19]
2009年(平成21年) 12,937 12,332 25,269 [大阪府 20]
2010年(平成22年) 12,826 12,272 25,098 [大阪府 21]
2011年(平成23年) 12,718 12,205 24,923 [大阪府 22]
2012年(平成24年) 13,128 12,478 25,606 [大阪府 23]
2013年(平成25年) 26,150 2.1% 10位 13,272 12,879 26,151 [南海 1] [大阪府 24]
2014年(平成26年) 26,196 0.2% 10位 13,448 12,750 26,198 [南海 1] [大阪府 25]
2015年(平成27年) 27,244 4.0% 10位 14,327 12,945 27,272 [南海 1] [大阪府 26]
2016年(平成28年) 27,649 1.5% 11位 14,565 13,083 27,648 [南海 2] [大阪府 27]
2017年(平成29年) 28,682 3.7% 10位 15,329 13,352 28,681 [南海 3] [大阪府 28]
2018年(平成30年) 29,199 1.8% 10位 15,652 13,549 29,201 [南海 4] [大阪府 29]
2019年(令和元年) 29,402 0.7% 10位 15,777 13,656 29,433 [南海 5] [大阪府 30]
2020年(令和02年) 22,481 -23.5% 9位 11,689 10,793 22,482 [南海 6] [大阪府 31]
2021年(令和03年) 22,489 0.0% 9位 11,571 10,918 22,489 [南海 7] [大阪府 32]
2022年(令和04年) 24,739 10.0% 9位 12,842 11,898 24,740 [南海 8] [大阪府 33]
2023年(令和05年) 24,862 0.5% 10位 [南海 9]

駅周辺

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アルザ泉大津

公共機関

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社寺

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学校

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商業施設

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病院

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バス路線

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南海バスの路線が主に発着する。停留所名は「泉大津駅前」。

全便が和泉府中駅前を経由し、321系統(平日夕方3便)を除くと和泉中央駅も全便が経由する。

なお、この他に夕方1本のみ泉大津港行き(阪九フェリーに接続)の岸和田観光バスが発車する他、桃山学院大学への直通通学バスも発着している。

のりば 路線名 系統・行先 備考
1 泉大津光明池線 320系統光明池駅 平日朝2本のみ運行。変電所前経由
321系統:光明池駅 平日夕方3本のみ運行。和泉中央駅は経由しない
321V系統:光明池駅
父鬼線 331系統:槙尾山口 朝夕の一部は父鬼行きの維持バスに連絡
332系統:和泉青葉台 夜間2本のみ運行
333系統:父鬼 1日4本のみ運行
335系統:和泉中央駅 平日3本・土休日2本のみ運行。阪本経由
2 春木川線 341系統:春木川
342系統:若樫
344系統:和泉中央駅 土休日は本数わずか。和泉市役所前経由

隣の駅

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南海電気鉄道
  南海本線
特急サザン
通過(臨時停車の場合あり)
急行(下記以外の列車)
羽衣駅 (NK16) - 泉大津駅 (NK20) - 岸和田駅 (NK24)
急行(泉佐野行きの列車)・空港急行・区間急行
羽衣駅 (NK16) - 泉大津駅 (NK20) - 春木駅 (NK22)
準急(なんば行きのみ運転)・普通
松ノ浜駅 (NK19) - 泉大津駅 (NK20) - 忠岡駅 (NK21)

脚注

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記事本文

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注釈

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出典

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  1. ^ 『南海七十年のあゆみ』(1957年)年表
  2. ^ 「南海本線・高野線 優等列車運転の変遷」『鉄道ピクトリアル』1995年12月臨時増刊号、電気車研究会、1995年、153頁。 
  3. ^ 南海電気鉄道『南海電気鉄道百年史』1985年、711頁。 
  4. ^ 「鉄道記録帳」『RAIL FAN』第51巻第10号、鉄道友の会、2004年10月号、27頁。 
  5. ^ a b 南海電気鉄道『南海電鉄最近の10年 2005-2015』2015年、66頁。 
  6. ^ 南海 駅ナンバリング 導入”. 鉄道コム (2012年2月27日). 2023年2月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月13日閲覧。
  7. ^ 南海電鉄全駅に「駅ナンバリング」を導入します”. 南海電鉄. 2021年10月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月13日閲覧。
  8. ^   大和田建樹鉄道唱歌/關西・參宮・南海篇』。ウィキソースより閲覧。  2024年7月28日閲覧.
  9. ^ 泉大津駅が「環境に配慮した駅」として生まれ変わります (PDF) - 南海電鉄、2011年1月24日。
  10. ^ 泉大津駅 立体構内図”. 南海電気鉄道. 2023年6月11日閲覧。

利用状況

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  1. ^ ハンドブック南海 - 南海電鉄
  2. ^ 大阪府統計年鑑 - 大阪府

大阪府統計年鑑

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  1. ^ 大阪府統計年鑑(平成3年) (PDF)
  2. ^ 大阪府統計年鑑(平成4年) (PDF)
  3. ^ 大阪府統計年鑑(平成5年) (PDF)
  4. ^ 大阪府統計年鑑(平成6年) (PDF)
  5. ^ 大阪府統計年鑑(平成7年) (PDF)
  6. ^ 大阪府統計年鑑(平成8年) (PDF)
  7. ^ 大阪府統計年鑑(平成9年) (PDF)
  8. ^ 大阪府統計年鑑(平成10年) (PDF)
  9. ^ 大阪府統計年鑑(平成11年) (PDF)
  10. ^ 大阪府統計年鑑(平成12年) (PDF)
  11. ^ 大阪府統計年鑑(平成13年) (PDF)
  12. ^ 大阪府統計年鑑(平成14年) (PDF)
  13. ^ 大阪府統計年鑑(平成15年) (PDF)
  14. ^ 大阪府統計年鑑(平成16年) (PDF)
  15. ^ 大阪府統計年鑑(平成17年) (PDF)
  16. ^ 大阪府統計年鑑(平成18年) (PDF)
  17. ^ 大阪府統計年鑑(平成19年) (PDF)
  18. ^ 大阪府統計年鑑(平成20年) (PDF)
  19. ^ 大阪府統計年鑑(平成21年) (PDF)
  20. ^ 大阪府統計年鑑(平成22年) (PDF)
  21. ^ 大阪府統計年鑑(平成23年) (PDF)
  22. ^ 大阪府統計年鑑(平成24年) (PDF)
  23. ^ 大阪府統計年鑑(平成25年) (PDF)
  24. ^ 大阪府統計年鑑(平成26年) (PDF)
  25. ^ 大阪府統計年鑑(平成27年) (PDF)
  26. ^ 大阪府統計年鑑(平成28年) (PDF)
  27. ^ 大阪府統計年鑑(平成29年) (PDF)
  28. ^ 大阪府統計年鑑(平成30年) (PDF)
  29. ^ 大阪府統計年鑑(令和元年) (PDF)
  30. ^ 大阪府統計年鑑(令和2年) (PDF)
  31. ^ 大阪府統計年鑑(令和3年) (PDF)
  32. ^ 大阪府統計年鑑(令和4年) (PDF)
  33. ^ 大阪府統計年鑑(令和5年) (PDF)

ハンドブック南海

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関連項目

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外部リンク

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