河鰭実英
河鰭 実英(かわばた さねひで、1891年(明治24年)3月12日 - 1983年(昭和58年)2月23日[1])は、日本の服飾史学者。日本服飾史が専門。
経歴
編集三条実美の四男として東京に生まれる。河鰭家当主・河鰭公篤の養子となる。養父の死去に伴い、1922年4月29日、子爵を襲爵した[2]。東京帝国大学文学部卒業。大正天皇の侍従。1949年昭和女子大学教授、1969年学長。1960年に日本風俗史学会の設立に参加。1961年「近世に於ける公家服飾の史的研究」で東京教育大学より文学博士の学位を取得。墓所は多磨霊園。
栄典
編集親族
編集著書
編集- 『有職故実図譜』人文書院、1945年。
- 『女官 大奥秘話』風間書房、1949年。
- 『有職故実』塙選書、1960年。
- 『宮中女官生活史』風間書房、1963年。
- 『きもの文化史』鹿島研究所出版会〈SD選書〉、1966年。
- 『西洋服飾美術史』家政教育社、1973年。
- 『長寿のための新健康法:永遠の青春』食生活改善研究会、1973年。
- 『日本服装史図説』光生館、1973年。
- 『日本の服飾』保育社〈カラーブックス〉、1974年。
共編著
編集脚注
編集参考文献
編集- 霞会館『平成新修旧華族家系大成』 下巻、吉川弘文館、1996年。
外部リンク
編集日本の爵位 | ||
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先代 河鰭公篤 |
子爵 河鰭家第3代 1922年 - 1947年 |
次代 華族制度廃止 |