水沢渓
水沢 渓(みずさわ けい、本名・坂本 遵 さかもと じゅん、1935年〈昭和10年〉[1] - 2009年〈平成21年〉6月4日)は、日本の経済評論家・作家・出版社代表取締役。
経歴
編集北海道函館市生まれ。早稲田大学第一政治経済学部政治学科卒業。山一證券入社。山一證券従業員労働組合執行委員を経て、社会福祉法人函館共愛会病院事務長となる。同会退会後、経済評論家・作家に転身。1989年、小説『巨大証券の犯罪』(健友館)がベストセラーとなる。
以後、経済小説やノンフィクション、医療問題、官僚腐敗、酒や食品に関する著書を多く手がける。
その傍ら東京都中野区野方にあった出版社健友館の代表取締役兼編集長となり、自身の著書のほかは主に医学専門書やアマチュア作家の自費出版作品を多く扱ったが、2004年6月、負債1億7000万円を抱えて倒産した。
著書
編集脚注
編集- ^ 『現代物故者事典2009~2011』(日外アソシエーツ、2012年)p.587