森秀樹 (漫画家)
日本の漫画家
森 秀樹(もり ひでき、1961年4月3日 - )は、日本の漫画家。鳥取県米子市出身。
1982年、「増刊少年サンデー」(小学館)掲載の『チェイサー』でデビュー。
小島剛夕にあこがれて漫画を描き始めた。そのため、小池一夫原作・小島作画の『子連れ狼』の続編である『新・子連れ狼』『そして - 子連れ狼 刺客の子』の作画を担当している。初期にはあだち充風の絵柄だったが、[1]『青空しょって』連載中から劇画タッチにシフトしていった。『新・子連れ狼』以後、更に小島風のタッチを強めており、小池曰く「跡継ぎ」とのこと[2]。
第40回(1994年度)小学館漫画賞受賞(『墨攻』)。
作品一覧
編集- タイム・タイム(1984年 - (完)、『少年ビッグコミック』、小学館)
- バク(1985年 - (完)、『少年ビッグコミック』、小学館)
- 青空しょって(1987年24号 - 1991年51号、『週刊少年サンデー』、小学館)
- 墨攻(原作:酒見賢一、脚本:久保田千太郎、1992年 - 1996年、『ビッグコミック』、小学館)
- ムカデ戦旗 (1997年 - (未完)、『ビッグコミック』、小学館)
- 戦国子守歌(1999年 - (完)、『ビッグコミック』、小学館)
- 海鶴(1999年 - (完)、『ビッグコミック』、小学館)
- 森秀樹選集 1 - ときめきスリリング
- 森秀樹選集 2 - ラブ・マッチ!
- 天駆(原案:大佛次郎『鞍馬天狗』、『ビッグコミック』、小学館)
- キッズ
- 花縄(かじょう、原作:小池一夫、『ビッグコミック』、小学館)
- 新・子連れ狼(原作:小池一夫、2003年 - 2006年、『週刊ポスト』、小学館)
- そして - 子連れ狼 刺客の子(原作:小池一夫、2007年 - 、『時代劇漫画 刃-JIN-』・『ガッツポン』、小池書院)
- 十三人の刺客(原作:池宮彰一郎、2010年、『ビッグコミック増刊号』、小学館)
- 腕 -駿河城御前試合-(原作:南條範夫、2011年 - 2012年、『戦国武将列伝』、リイド社)
- ちから(2011年 - 2013年、『ビッグコミック増刊号』、小学館)
- 獣〜シシ〜(2013年、『戦国武将列伝』、リイド社)
- 戦国自衛隊(2013年 - 2017年、『戦国武将列伝』→『コミック乱増刊 鬼平犯科帳総集編』、リイド社)
- 幕末(原作:司馬遼太郎、2017年 - 2018年、『週刊文春』、文藝春秋)
- 新選組血風録(原作:司馬遼太郎、2018年 - 2020年、『週刊文春』、文藝春秋)
- ビジャの女王(2021年[3] - 、『コミック乱ツインズ』、リイド社)
脚注
編集- ^ なお、デビュー作『チェイサー』はモンキー・パンチ風の絵柄だった。
- ^ 『小池一夫のニコニコキャラクター塾! 第5講』より。
- ^ “森秀樹の新連載「ビジャの王女」スタート、モンゴル軍に対抗する小国の姫描く”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年4月13日) 2021年6月14日閲覧。