森ほさち
日本の女優 (1974-)
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森 ほさち(もり ほさち、1974年[1][2]8月16日[1] - )は、日本の元女優[2]。元宝塚歌劇団花組トップ娘役[1][2]。
もり ほさち 森 ほさち | |
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別名義 | 千 ほさち(旧芸名) |
生年月日 | 1974年8月16日(50歳) |
出身地 | 日本 大阪府堺市 |
身長 | 163cm |
血液型 | A型 |
職業 | 女優 |
ジャンル | 舞台・ドラマ・映画 |
活動期間 | 1994年 - 2015年 |
活動内容 |
1994年:宝塚歌劇団入団 1995年:月組配属 1996年:花組へ異動、花組トップ娘役就任 1998年:宝塚歌劇団退団、芸能活動再開 2015年:芸能活動引退 |
主な作品 | |
宝塚歌劇 『RYOMA』 『失われた楽園』 『風と共に去りぬ』 ドラマ 『はぐれ刑事純情派』 | |
備考 | |
宝塚歌劇団卒業生 |
大阪府堺市[3]、羽衣学園出身[3]。身長163cm[3]。血液型A型[1]。愛称は「ほさち」[3]。宝塚歌劇団時代の芸名は千 ほさち(せん ほさち)[2]。
来歴
1992年、宝塚音楽学校入学。
1994年、宝塚歌劇団に80期生として入団[2]。花組公演「ブラック・ジャック/火の鳥」で千ほさちとして初舞台[3]。
1995年、組まわりを経て月組に配属。華やかな容姿で早くから注目を集め[2]、同年の「結末のかなた」でバウホール公演初ヒロイン[4]。続く「ハードボイルド・エッグ」で新人公演初ヒロイン[5]。その後も3度に渡って新人公演ヒロインを務める。
1996年11月5日付で花組へ組替えとなり、11月29日付で花組トップ娘役に就任[2]。真矢みきの2人目の相手役として、「失われた楽園/サザンクロス・レビュー」でトップコンビ大劇場お披露目[6]。
1998年10月5日、「SPEAKEASY/スナイパー」東京公演千秋楽をもって、宝塚歌劇団を真矢と同時退団[2][7]。
退団後はスペースクラフト所属となり、森ほさちと改名して芸能活動を再開[2][1]。
2015年3月31日付でスペースクラフトを退社し、芸能活動を引退したことを発表した[2]。
宝塚歌劇団時代の主な舞台
初舞台
- 1994年3 - 5月、花組『ブラック・ジャック 危険な賭け』『火の鳥』(宝塚大劇場のみ)
組まわり
- 1994年6 - 11月、月組『エールの残照』『TAKARAZUKA・オーレ!』
月組時代
- 1995年1月、雪組『アリア 夢唄』(ドラマシティ)
- 1995年4 - 5月、『結末のかなた』(バウホール) - 大鳥不二子 バウ初ヒロイン[4]
- 1995年6月、『ハードボイルド・エッグ』 - 新人公演:ローズマリー(本役:麻乃佳世)『EXOTICA!』(東京宝塚劇場のみ) 新人公演初ヒロイン[5]
- 1995年8 - 12月、『ME AND MY GIRL』 - 新人公演:サリー・スミス(本役:麻乃佳世) 新人公演ヒロイン[注釈 1][5]
- 1996年1 - 2月、『訪問者』(バウホール・日本青年館) - おせん/パトリシア 東上初ヒロイン
- 1996年3 - 5月、『CAN-CAN』 - クロディーヌ、新人公演:ラ・モム・ピスタッシュ(本役:風花舞)『マンハッタン不夜城』(宝塚大劇場) 新人公演ヒロイン[8]
- 1996年5 - 6月、『結末のかなた』(日本青年館・愛知厚生年金会館) - 大鳥不二子 東上ヒロイン[4]
- 1996年7月、『CAN-CAN』 - クロディーヌ、新人公演:ラ・モム・ピスタッシュ(本役:風花舞)『マンハッタン不夜城』(東京宝塚劇場)
- 1996年9 - 11月、『チェーザレ・ボルジア』 - サンチャ『プレスティージュ』(宝塚大劇場のみ)
花組トップ娘役時代
- 1996年12 - 1997年1月、『RYOMA』(ドラマシティ) - お竜 トップお披露目公演[9]
- 1997年2 - 3月、『失われた楽園』 - リア・モンテス『サザンクロス・レビュー』(宝塚大劇場) 大劇場トップお披露目公演[6]
- 1997年4 - 5月、『風と共に去りぬ』(全国ツアー) - スカーレットII
- 1997年6月、『失われた楽園』 - リア・モンテス『サザンクロス・レビュー』(東京宝塚劇場)
- 1997年8 - 9月、『ザッツ・レビュー』(宝塚大劇場) - 仙 初エトワール
- 1997年10 - 11月、『ブルー・スワン』(バウホール・日本青年館・愛知県芸術劇場) - サンドラ
- 1997年12月、『ザッツ・レビュー』(東京宝塚劇場) - 仙
- 1998年2月、『ザッツ・レビュー』(中日劇場) - 仙
- 1998年3月、『ヴェロニック』(バウホール) - エレーヌ・ド・ソランジュ/ヴェロニック
- 1998年5 - 6月、『SPEAKEASY』 - ポーリー・ピーチャム『スナイパー』(宝塚大劇場) 退団公演[7]
- 1998年7月、『ヴェロニック』(日本青年館) - エレーヌ・ド・ソランジュ/ヴェロニック
- 1998年8 - 10月、『SPEAKEASY』 - ポーリー・ピーチャム『スナイパー』(1000days劇場)
出演イベント
宝塚歌劇団退団後の主な活動
この節に雑多な内容が羅列されています。 |
舞台
- 1999 シアターコクーン『かもめ』 ニーナ役
- 2001 シアタートラム他『あいだの島』
- 2003 赤羽会館 『ストリッパー物語』 ストリッパー役
- 2003 青山円形劇場『奥様お手をどうぞ』
- 2003 『熱海殺人事件 モンテカルロイリュージョン・愛の重量挙げ編』 水野朋子/山口アイコ(二役)
- 2003 シアタートラム他 『現代能楽集I AOI』 葵役
- 2004 『平壌から来た女刑事』
- 2004 ル・テアトル銀座『ナイル殺人事件 (1978年の映画)』 資産家令嬢・ケイ役
- 2005 新宿SPACE 107 『GAKUYA』 主演 小野いずみ役
- 2006 新国立劇場中ホール 『ANGEL GATE ~春の予感~』天使の見習いチカ役
- 2006 銀座・博品館劇場 他 『花嫁付添い人の秘密』 ナオミ・バートレット役
- 2007 国立劇場小劇場 『えにしの会』 長唄・君が代松竹梅 梅
- 2009 サンシャイン劇場 『宋家の三姉妹』 蔣介石夫人、宋美齢役
- 2010 御園座/博多座 『松平健 主演 忠臣蔵~大石内蔵助~』マツケンサンバのバックダンサー役
- 2011 上野ストアハウス 『Gross und Klein 大/小』女役
- 2012 『ベルナルダ・アルバの家』
ドラマ
- 2001 TBS『水戸黄門 第30部』第4話 又部弥七郎(藤岡弘)の娘・久枝 役
- 2002 フジテレビ『愛と青春の宝塚』 姿八重役
- 2002 東海テレビ(フジテレビ系)『新・愛の嵐』 男爵令嬢 崇子役
- 2003-2007 テレビ朝日『はぐれ刑事純情派』五十嵐美和刑事 役
- 2004 フジテレビ『ワンダフルライフ』10話~12話 エキストラ
- 2007 WOWOW『宮部みゆき 長い長い殺人』レポーター役
- 2008 9/13 陽炎の辻〜居眠り磐音 江戸双紙〜 お香奈役
映画
- 2003 PFF作品『IKKA:一和』エキストラ
- 2004 『恋文日和』 杉原万里子役
- 2010 『COACH〜40歳のフィギュアスケーター〜』エキストラ
受賞歴
脚注
出典
- ^ a b c d e “森ほさちプロフィール”. Space Craft Group. 2015年3月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年9月12日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j “宝塚・森ほさちが女優業引退 ブログでスタッフ、ファンに感謝”. スポニチAnnex (2015年4月15日). 2015年4月15日閲覧。
- ^ a b c d e 『宝塚おとめ 1997年度版』 宝塚歌劇団、1997年、42頁。
- ^ a b c 100年史(舞台) 2014, p. 233.
- ^ a b c 100年史(舞台) 2014, p. 308.
- ^ a b 100年史(舞台) 2014, p. 175.
- ^ a b 100年史(舞台) 2014, p. 177.
- ^ 100年史(舞台) 2014, p. 309.
- ^ 100年史(舞台) 2014, p. 246.
- ^ 『1997年宝塚 Stage Album』 宝塚歌劇団、1998年、61頁。
- ^ 『1998年宝塚 Stage Album』 阪急コーポレーション、1999年、73頁。ISBN 4-89485-004-4。
注釈
- ^ 1幕のみ。
参考文献
- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3。