梶栗郷台地駅
山口県下関市綾羅木新町にある西日本旅客鉄道の駅
梶栗郷台地駅(かじくりごうだいちえき)は、山口県下関市綾羅木新町三丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陰本線の駅である。
梶栗郷台地駅 | |
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駅入口(2018年12月) | |
かじくりごうだいち Kajikuri-Gōdaichi | |
◄安岡 (1.4 km) (1.1 km) 綾羅木► | |
山口県下関市綾羅木新町三丁目953-3 | |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | ■山陰本線 |
キロ程 | 669.6 km(京都起点) |
電報略号 | カク |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗車人員 -統計年度- |
276人/日(降車客含まず) -2022年- |
開業年月日 | 2008年(平成20年)3月15日 |
備考 | 無人駅(自動券売機 有) |
概要
編集1935年(昭和10年)10月1日、国有鉄道の梶栗駅(かじくりえき)が山陰本線安岡駅 - 綾羅木駅間のほぼ中間地点に設置された[1]。しかし、太平洋戦争中の燃料統制により、同線で使用されていたガソリン動車が使用出来なくなり、1941年(昭和16年)8月10日に廃止された[1]。
その後平成期に入り綾羅木駅北部から新下関駅にかけての川中地区が下関市街地に近いニュータウンエリアとして注目を集め宅地開発が進み、約67年ぶりに駅が復活することとなり、2008年3月15日に開業した。但し駅設置場所は旧駅とは異なる。駅設置決定時は旧駅名と同じ「梶栗駅」の仮称が与えられていた[2]が、近傍の綾羅木郷遺跡周辺の地名にちなみ「郷台地」の名称を後ろに付すことになった[3]。
歴史
編集駅構造
編集幡生方面に向かって右側(西側)に単式ホーム1面1線を備えた地上駅(停留所)。下関駅管理の無人駅で、駅舎は設けられず、ホーム上に自動券売機と集札箱が設置されている。ホームの反対側にあたる駅東側に駅前広場が整備され、東側からは跨線橋を通じてホーム側へ廻ることが出来る。
利用状況
編集1日の平均乗車人員は以下の通り。2022年の年間利用客数は10万0587人である[4]。
乗車人員推移 | |
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年度 | 1日平均人数 |
2008 | 341 |
2009 | 398 |
2010 | 404 |
2011 | 412 |
2012 | 413 |
2013 | 425 |
2014 | 408 |
2015 | 404 |
2016 | 382 |
2017 | 364 |
2018 | 362 |
2019 | 338 |
2020 | 253 |
2021 | 245 |
2022 | 276 |
駅周辺
編集川中地区と安岡地区のほぼ中間、西側に山口県道248号下関港安岡線(旧国道191号)が並走する場所にある。駅東側は市街化調整区域となっているため田が広がるが、駅北側と山口県道の西側は新興住宅地となっている。なお、駅南東には綾羅木郷遺跡公園があり、その一角に下関市立考古博物館が設けられている。
- ハイパーモールメルクス綾羅木
- ザ・ビッグ安岡店
- 下関北運動公園 - 下関球場
- 国道191号(下関北バイパス)
- 山口県道248号下関港安岡線(旧国道191号)
- 梶栗川
- 郷川
隣の駅
編集脚注
編集- ^ a b 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、318頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ JR西日本広島支社ニュース・2006年11月2日付より
- ^ JR西日本ニュース・2007年9月19日付より
- ^ 山口県統計年鑑 - 山口県
関連項目
編集外部リンク
編集- 梶栗郷台地駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道