梅菊(うめぎく、1193年建久4年) - 1267年9月4日文永4年8月15日))は、鎌倉時代女性日蓮宗の開祖である日蓮の母。法名は妙蓮(みょうれん)。「聖母」「悲母」などと尊称される。

生涯

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1193年建久4年)に清原氏、もしくは畠山氏の娘として生まれた。井伊家の分家である貫名重忠の正室となり、1222年承久4年)に後の日蓮宗開祖となる日蓮を出産[1]

1264年弘長4年)、日蓮の祈祷により一度蘇生し寿命を4年延ばしたという逸話が残されている。1267年9月4日文永4年8月15日)、死去。享年74。墓所は千葉県鴨川市妙蓮寺[2]

脚注

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  1. ^ 日蓮大聖人のご両親について”. 法華宗陣門流. 2024年4月2日閲覧。
  2. ^ 日蓮聖人の父貫名重忠と承久の乱について”. 妙覚寺. 2024年4月2日閲覧。