梅若恭行
梅若 恭行(うめわか やすゆき、1917年(大正6年)10月6日 - 2003年(平成15年)1月20日)は、シテ方観世流能楽師。
二世梅若実の三男。父、兄の五十五世梅若六郎に師事。1921年『猩々』で初舞台、1926年『忠信』で初シテ。
1988年日本芸術院賞受賞。1992年日本芸術院会員。重要無形文化財「能楽」保持者に認定(総合認定)。能楽界における最長老、重鎮として活躍。
長男が梅若靖記改め梅若長左衛門。
作品
編集DVD
編集- 能楽名演集「仕舞一調舞囃子集」/仕舞『頼政』梅若恭行、NHKエンタープライズ
関連文献
編集- 日外アソシエーツ編『新撰 芸能人物事典 明治~平成』(2010年刊)
- 西野春雄「能界展望(平成十五年・十六年)」『能楽研究 : 能楽研究所紀要』第30巻、野上記念法政大学能楽研究所、2006年6月、163-181頁、doi:10.15002/00002850、hdl:10114/1313、ISSN 0389-9616、CRID 1390572174779937664。 物故者欄、176頁