桝井迪夫
日本の英語学者、言語学者
桝井 迪夫(ますい みちお、1914年(大正3年)5月4日[1] - 1992年(平成4年)6月11日)は、日本の英語学者・英文学者。
人物情報 | |
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生誕 |
1914年5月4日 日本鳥取県 |
死没 | 1992年6月11日 (78歳没) |
出身校 | 広島文理科大学 |
学問 | |
研究分野 | 英文学 |
研究機関 | 広島高等師範学校 |
学位 | 文学博士 |
経歴
編集1914年、鳥取県生まれ。広島文理科大学で学び、1938年に卒業。卒業後は、広島高等師範学校教授に就いた。1945年被爆。
- 戦後
学制改革に伴い広島高等師範学校が1947年より広島文理科大学となると同大学助教授。1949年に広島文理科大学が広島大学に包摂されて以降は、同大学文学部教授。文学部長も務めた。1961年、学位論文『チョーサーの脚韻語の構造研究』を東京大学に提出して文学博士を取得[2]。1978年に広島大学を定年退官し、名誉教授となった。
学界では、日本英文学会の評議員、理事を務めた。
受賞・栄典
編集- 1977年:英国上級勲章を受章。
- 1984年:中国文化賞を受賞。
著作
編集- 著書
- 共編著
- 翻訳
参考
編集- 『チョーサーの世界』著者紹介
- 河合迪男「追悼故桝井迪夫名誉教授」
脚注
編集- ^ 『現代物故者事典1991~1993』(日外アソシエーツ、1994年)p.543
- ^ CiNii(学位論文)
- ^ 原著英書では監修。
- ^ 上巻のみで下巻は出ていない。