桜一花
本記事に加筆する際は出典を忘れないでください。 |
桜 一花(さくら いちか、1978年[1]4月2日[2] - )は、日本の女優。元宝塚歌劇団花組の娘役スター[3]。
さくら いちか 桜 一花 | |
---|---|
生年月日 | 1978年4月2日(46歳) |
出身地 | 日本 石川県河北郡 |
身長 | 156cm |
職業 | 女優 |
ジャンル | 舞台・ドラマ |
活動期間 | 1999年 - |
活動内容 |
1999年:宝塚歌劇団入団、花組配属 2014年:宝塚歌劇団退団 2015年:芸能活動再開 |
事務所 | ノックアウト |
公式サイト | 桜一花 公式プロフィール |
主な作品 | |
宝塚歌劇 『エリザベート』 『Ernest in Love』 『ファントム』 『オーシャンズ11』 | |
備考 | |
宝塚歌劇団卒業生 |
来歴
編集1999年、宝塚歌劇団に85期生として入団[4][1]。入団時の成績は4番[4]。雪組公演「再会/ノバ・ボサ・ノバ」で初舞台[4]。組まわりを経て花組に配属[4]。
子役から老人、浮浪者に天使から悪魔まで幅広い役柄を演じ、2014年11月16日、明日海りお・蘭乃はなトップコンビ大劇場お披露目となる「エリザベート」東京公演千秋楽をもって、宝塚歌劇団を退団[3][1]。
退団後は舞台・ドラマを中心に幅広く活動を続けている[1]。
宝塚歌劇団時代の主な舞台
編集初舞台
編集組まわり
編集- 1999年5 - 6月、月組『螺旋のオルフェ』『ノバ・ボサ・ノバ』(宝塚大劇場のみ)
- 1999年7 - 8月、雪組『再会』『ノバ・ボサ・ノバ』(1000days劇場)
花組時代
編集- 1999年11 - 12月、『タンゴ・アルゼンチーノ』『ザ・レビュー'99』(1000days劇場のみ)
- 2000年1 - 2月、『冬物語』(バウホール・日本青年館) - 十郎太
- 2000年4 - 5月、『源氏物語 あさきゆめみし』 - 春宮/冷泉帝(子供)、新人公演:お鹿(本役:二葉かれん)『ザ・ビューティーズ!』(宝塚大劇場)[注釈 1]
- 2000年6 - 7月、ベルリン公演『宝塚 雪・月・花』『サンライズ・タカラヅカ』(フリードリッヒシュタット・パラスト劇場)[5]
- 2000年7 - 8月、『源氏物語 あさきゆめみし』 - 春宮/冷泉帝(子供)、新人公演:お鹿(本役:二葉かれん)『ザ・ビューティーズ!』(1000days劇場)[注釈 2]
- 2000年9月、『トム・ジョーンズの華麗なる冒険』(バウホール・日本青年館) - シルヴィア
- 2000年11 - 2001年3月、『ルートヴィヒII世』『Asian Sunrise』
- 2001年4 - 5月、『源氏物語 あさきゆめみし』 - 光源氏(子供)『ザ・ビューティーズ!』(全国ツアー)
- 2001年7 - 11月、『ミケランジェロ』 - レダ、新人公演:ヴィットリア(本役:沢樹くるみ)『VIVA!』
- 2001年12 - 2002年1月、『カナリア』(ドラマシティ・ル テアトル銀座) - 小悪魔2
- 2002年3 - 4月、『琥珀色の雨にぬれて』 - マオ、新人公演:フランソワーズ・ドゥ・プレール(本役:遠野あすか)『Cocktail』(宝塚大劇場)[3]
- 2002年4月、専科・花組『風と共に去りぬ』(日生劇場) - プリシー
- 2002年5 - 6月、『琥珀色の雨にぬれて』 - マオ、新人公演:フランソワーズ・ドゥ・プレール(本役:遠野あすか)『Cocktail』(東京宝塚劇場)[3]
- 2002年8月、『月の燈影(ほかげ)』(バウホール・日本青年館) - お壱
- 2002年10 - 2003年2月、『エリザベート』 - 女官、新人公演:皇太后ゾフィー(本役:夏美よう)[3]
- 2003年3月、『おーい春風さん』(バウホール) - 喜久
- 2003年5 - 9月、『野風の笛』 - 小侍従・かえで/忠輝(子供時代)、新人公演:傀儡師・りんどう(本役:遠野あすか)『レヴュー誕生』
- 2003年10 - 11月、『琥珀色の雨にぬれて』 - ジュヌヴィエーヴ『Cocktail』(全国ツアー)
- 2004年1 - 5月、『飛翔無限』 - 出語り『天使の季節』 - 新人公演:ポモドーロ(本役:鈴懸三由岐)『アプローズ・タカラヅカ!』
- 2004年5 - 6月、『ジャワの踊り子』(全国ツアー) - ミンチェ
- 2004年8 - 11月、『La Esperanza(ラ・エスペランサ)』 - イネス、新人公演:ブランカ(本役:翔つかさ)『TAKARAZUKA舞夢!』
- 2005年1 - 2月、『くらわんか』(バウホール) - お初[注釈 3]/小糸[注釈 4]/延陽伯[注釈 5][6][3]
- 2005年3 - 7月、『マラケシュ・紅の墓標』 - アマン、新人公演:蛇(本役:鈴懸三由岐)『エンター・ザ・レビュー』
- 2005年9月、『Ernest in Love(アーネスト・イン・ラブ)』(日生劇場) - セシリイ・カデュー[3]
- 2005年11 - 2006年2月、『落陽のパレルモ』 - ルチア、新人公演:エルヴィラ・フェリーチタ・マリア・ディ・カヴァーレ(本役:梨花ますみ)『ASIAN WINDS!』
- 2006年3 - 4月、『スカウト』(バウホール) - ラルゥ[3]
- 2006年6 - 10月、『ファントム』 - フローラ
- 2006年11 - 12月、『うたかたの恋』 - ミリー・ステュベル『エンター・ザ・レビュー』(全国ツアー)
- 2007年2 - 5月、『明智小五郎の事件簿-黒蜥蜴(トカゲ)』 - 小林少年『TUXEDO JAZZ(タキシード ジャズ)』[3]
- 2007年7月、『源氏物語 あさきゆめみしII』(梅田芸術劇場) - 女三の宮
- 2007年9 - 12月、『アデュー・マルセイユ』 - ナタリー『ラブ・シンフォニー』 初エトワール
- 2008年2月、『メランコリック・ジゴロ』 - ルシル『ラブ・シンフォニーII』(中日劇場) エトワール
- 2008年5 - 8月、『愛と死のアラビア』 - ナイリ『Red Hot Sea』
- 2008年9 - 10月、『外伝 ベルサイユのばら-アラン編-』 - ジョアンナ『エンター・ザ・レビュー』(全国ツアー)
- 2009年1 - 3月、『太王四神記』 - パソン
- 2009年5月、『哀しみのコルドバ』 - アンフェリータ・ナバロ『Red Hot SeaII』(全国ツアー)
- 2009年7月、『ME AND MY GIRL』(梅田芸術劇場) - ソフィア・ブライトン エトワール
- 2009年9 - 11月、『外伝 ベルサイユのばら-アンドレ編-』 - カトリーヌ『EXCITER!!』 Wエトワール
- 2009年12 - 2010年1月、『相棒』(ドラマシティ・日本青年館) - 宮部たまき
- 2010年3 - 5月、『虞美人』 - 紅林 エトワール
- 2010年7 - 10月、『麗しのサブリナ』 - マカードル『EXCITER!!』
- 2010年11 - 12月、『CODE HERO/コード・ヒーロー』(バウホール・日本青年館) - ローズマリー・ザナック
- 2011年2 - 4月、『愛のプレリュード』 - ジュリー・マルネック『Le Paradis!!(ル パラディ)』
- 2011年6 - 9月、『ファントム』 - カルロッタ[3]
- 2011年10 - 11月、『カナリア』(ドラマシティ・日本青年館) - ティアロッサミ[3]
- 2012年1 - 3月、『復活-恋が終わり、愛が残った-』 - ワシーヴァナ夫人『カノン』
- 2012年4 - 5月、『長い春の果てに』 - ナタリー『カノン』(全国ツアー)
- 2012年7 - 10月、『サン=テグジュペリ』 - ネリー・ド・ヴォギュエ『CONGA!!』
- 2012年11月、『Victorian Jazz(ヴィクトリアン ジャズ)』(バウホール) - ヴィクトリア女王[3]
- 2013年2 - 5月、『オーシャンズ11』 - クィーン・ダイアナ[3]
- 2013年6月、『フォーエバー・ガーシュイン』(バウホール) - ガードルード・ローレンス
- 2013年8 - 11月、『愛と革命の詩(うた)-アンドレア・シェニエ-』 - ベルシ『Mr. Swing!』
- 2014年2 - 5月、『ラスト・タイクーン -ハリウッドの帝王、不滅の愛-』 - ケイティ・ドーラン『TAKARAZUKA ∞ 夢眩』
- 2014年6 - 7月、『ノクターン-遠い夏の日の記憶-』(バウホール) - オリガ
- 2014年8 - 11月、『エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)-』 - 皇太后ゾフィー 退団公演[3]
出演イベント
編集- 2001年1月、瀬奈じゅんディナーショー『VIRTUAL GUY!』
- 2002年6月、TCAスペシャル2002『DREAM』
- 2002年11月、『アキコ・カンダレッスン発表会』
- 2004年11月、『ベルサイユのばら30』
- 2005年7月、『R・Hatter』(外部出演)[7]
- 2007年8月、壮一帆ディナーショー『So!-Fantastic Radio Station-』[8]
- 2007年9月、TCAスペシャル2007『アロー!レビュー!』
- 2008年3月、大空祐飛ディナーショー『SORA-空の奇跡-』[9]
- 2008年11月、轟悠ディナーショー『Fallin’ Love with Yū』[10]
- 2008年12月、タカラヅカスペシャル2008『La Festa!』
- 2010年6月、第14回『イゾラベッラ サロンコンサート』 主演
- 2010年12月、タカラヅカスペシャル2010『FOREVER TAKARAZUKA』
- 2011年12月、タカラヅカスペシャル2011『明日に架ける夢』
- 2012年12月、タカラヅカスペシャル2012『ザ・スターズ!〜プレ・プレ・センテニアル〜』
- 2013年6 - 7月、『宝塚巴里祭2013-La Chanson de Paris 99-』[11]
宝塚歌劇団退団後の主な活動
編集舞台
編集- 2017年7 - 8月、『ふるあめりかに袖はぬらさじ』(明治座) - メリー
- 2018年9月、『終われない男たち』(本多劇場) - 久里子
- 2019年3 - 4月、『ミュージカル ふたり阿国』(明治座) - おあか
ドラマ
編集- ワカコ酒 Season4 第11夜「あったか茶碗蒸しと熱燗」(2019年3月18日、BSテレ東) - 「万歳パンダ」女将 役
- 恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜第1話・第6話・第8話・最終話(2021年、NTV)
- 教祖のムスメ 第1話(2022年6月2日、毎日放送 / テレビ神奈川 他) - 黒沢紗江子 役
- カナカナ 第20話(2022年6月16日、NHK) - 夏影蘭子 役
- 悪女のすべて(2022年7月2日 - 、BS松竹東急) - 野宮すみれ 役[12]
- 混声の森(2022年) - 青山真紀子 役
- つまらない住宅地のすべての家(2022年) - 日置和代 役
- 100万回 言えばよかった(2023年) - 広田美貴子 役
- 月曜プレミア8 神の手 (望月諒子)(2023年) - 今村幸恵 役
- 『I am…』23歳たち「終りの季節」(2024年1月26日配信、FOD / 3月18日、フジテレビ)[13][14][15]
- 錦糸町パラダイス〜渋谷から一本〜 第7話(2024年8月24日、テレビ東京) - 谷山の母 役[16]
受賞歴
編集脚注
編集出典
編集- ^ a b c d e f g “桜 一花│芸能プロダクション ノックアウト”. www.knockoutinc.net. 2023年9月26日閲覧。
- ^ a b c d 『宝塚おとめ 2014年度版』 阪急コミュニケーションズ、2014年、16頁。ISBN 978-4-484-14522-8。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n “番組詳細|宝塚歌劇 衛星放送チャンネル|タカラヅカ・スカイ・ステージ”. www.tca-pictures.net. 2023年9月26日閲覧。
- ^ a b c d 100年史(人物) 2014, p. 111.
- ^ 100年史(舞台) 2014, p. 335.
- ^ 100年史(舞台) 2014, p. 286.
- ^ 霧矢、蘭寿の外部出演を発表 産経新聞ENAK。
- ^ 壮一帆ディナーショー「So!-Fantastic Radio Station-」('07年・宝塚ホテル) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
- ^ 大空祐飛ディナーショー「SORA-空の奇跡-」('08年・宝塚ホテル) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
- ^ 轟悠ディナーショー「Fallin’Love with Yu」('08年・ホテル阪急インターナショナル) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
- ^ 宝塚巴里祭2013-La Chanson de Paris 99-('13年・宝塚ホテル) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
- ^ "足立梨花・小沢真珠による愛憎ドロドロ劇、全員悪女のレギュラーキャスト&主題歌解禁". ORICON NEWS. oricon ME. 22 June 2022. 2022年6月22日閲覧。
- ^ “誰でもない わたしのお話 I am...23歳たち”. フジテレビ. 2024年2月17日閲覧。
- ^ “I am...23歳たち『終りの季節』”. FOD. 2024年2月17日閲覧。
- ^ "23歳を生きる者たちを5人の監督が表現、オムニバスドラマ「I am…」地上波放送". 映画ナタリー. ナターシャ. 9 February 2024. 2024年2月17日閲覧。
- ^ "「錦糸町パラダイス~渋谷から一本~」8月23日OA第7話あらすじ 蒼(岡田将生)が中学生をめぐる2つの事件に隠された闇に迫る". イザ!. 株式会社産経デジタル. 21 August 2024. 2024年9月1日閲覧。
- ^ 100年史(人物) 2014, p. 53.
注釈
編集参考文献
編集- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3。
- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(人物編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14601-0。
外部リンク
編集- 桜一花 公式プロフィール
- 桜一花 (@ichikaofficial) - X(旧Twitter)
- 桜一花 (@sakuraichika_official) - Instagram