桑村真明
桑村 真明(くわむら まさあき、1987年3月26日 - )は、地方競馬のホッカイドウ競馬・角川秀樹厩舎所属の騎手。地方競馬教養センター騎手課程第81期生[1]。
桑村真明 | |
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基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 東京都千代田区 |
生年月日 | 1987年3月26日(37歳) |
血液型 | O型 |
騎手情報 | |
所属団体 | ホッカイドウ競馬 |
所属厩舎 | 角川秀樹(道営) |
勝負服 | 白、青星散らし |
初免許年 | 2005年 |
免許区分 | 平地 |
来歴
編集2005年3月31日付けで地方競馬騎手免許を取得[2]し、中村光春厩舎からデビュー。同年4月20日第1回札幌競馬(地方)1日目第2競走3歳条件戦デアワンダーで初騎乗(10頭立て9番人気9着)。同年5月24日第3回札幌競馬(地方)4日目第8競走3歳条件戦(100万円以下)をシャンハイビジンで優勝し、初勝利(11頭立て6番人気)。同年11月、清水日出男厩舎に所属変更[3]。
2006年8月19日第1回札幌競馬3日目第5競走2歳500万下でレッドピクシーに騎乗しJRA初騎乗(11頭立て9番人気6着)。
2007年3月21日第21回全日本新人王争覇戦出場(12人中4位)[4]。同年4月19日、清水日出男調教師死去に伴い角川秀樹厩舎へ所属変更[5]。
デビュー以来着実に勝利数を伸ばし、2008年は80勝を挙げ自己最高の道営リーディング4位に食い込んだ。同年7月22日第5回旭川競馬1日目第1競走2歳未勝利戦をイナズマアマリリスで優勝(8頭立て1番人気)し、1260戦目で地方競馬通算100勝達成[6]。同年9月20日第2回札幌競馬3日目第4競走2歳500万円下を最低人気のイナズマアマリリスで優勝し、中央競馬初勝利(11頭立て11番人気)。
2009年7月7日第5回門別競馬1日目第8競走第34回栄冠賞をオノユウで優勝(15頭立て3番人気)し、重賞初制覇。同年8月20日第8回門別競馬3日目第7競走アグネスフライト賞(2歳オープン)をミッドナイトボーイで優勝(6頭立て3番人気)し、1928戦目で中央競馬・地方競馬通算200勝達成[7]。
2010年11月17日第15回門別競馬5日目第7競走C3-2組条件戦をサルサデラルスで優勝(12頭立て1番人気)し、2773戦目で中央競馬・地方競馬通算300勝達成[8][9]。同年11月29日から翌2011年1月28日まで南関東公営競馬で期間限定騎乗を行う。南関東での所属は川崎競馬場・佐々木仁厩舎[10]。なお南関東公営競馬では、大井競馬場所属早田功駿騎手と同一服色となるため、同一競走に騎乗する際は枠服を使用することとなった[11]。
2012年5月1日、調教中に落馬をし頭部を強打。右側頭骨骨折の重傷を負い、シーズン開幕から加療していたが、5月30日の門別競馬で復帰。第4レースで復帰後初勝利をあげた。
2013年は97勝(他地区での勝利を含まず)をあげ、初のホッカイドウ競馬リーディングジョッキーとなった[12]。
2018年7月31日第8回門別競馬4日目第8競走マツバボタン特別C3-2条件戦をファイトファイヤーで優勝(12頭立て4番人気)し、7488戦目で中央競馬・地方競馬通算1000勝を達成[13]。
主な騎乗馬
編集- ビッグバン(2009年北海道2歳優駿、ブリーダーズゴールドジュニアカップ)
- コパノカチドキ(2009年道営記念、瑞穂賞、ステイヤーズカップ)
- オノユウ(2009年栄冠賞)
- プリモエナジー(2009年リリーカップ)
- プリティゴールド(2011年エトワール賞)
- イッシンドウタイ(2011年サンライズカップ)
- イナズマアマリリス(ホッカイドウ競馬所属時の主戦騎手)
- ハニーパイ(2012年エーデルワイス賞)
- シャイニングアワー(2012年道営スプリント)
- スーパーパワー(2013年星雲賞、赤レンガ記念)
- タイニーダンサー(2015年栄冠賞、フローラルカップ、エーデルワイス賞、北海道2歳優駿)
- リンダリンダ(2015年サッポロクラシックカップ、2016年東京プリンセス賞)
- スティールキング(2016年北斗盃、北海優駿)
- バンドオンザラン(2016年栄冠賞、イノセントカップ)
- オーブスプリング(2016年フローラルカップ)
- カツゲキジャパン(2018年北海優駿)
- カツゲキライデン(2018年グランシャリオ門別スプリント、エトワール賞)
- エムオータイショウ(2018年サッポロクラシックカップ、イノセントカップ)
- イージーナウ(2018年ブロッサムカップ)
- クオリティスタート(2020年ヒダカソウカップ、2020年ノースクイーンカップ)
- アベニンドリーム(2020年北海優駿)
- マーサマイディア(2020年フルールカップ)
- モリノオーシャン(2020年ブロッサムカップ)
- アザワク(2021年グランシャリオ門別スプリント、道営スプリント、2022年グランシャリオ門別スプリント)
- スティールルージュ(2021年ローレル賞)
- ベルピット(2022年ブリーダーズゴールドジュニアカップ、サッポロクラシックカップ、2023年北斗盃、北海優駿、王冠賞、2024年コスモバルク記念、赤レンガ記念、旭岳賞、瑞穂賞、道営記念)
- スティールグレイス(2022年フローラルカップ、リリーカップ)
- エンリル(2022年王冠賞)
- ルールソヴァール(2022年旭岳賞)
- スティールペガサス(2022年ウポポイオータムスプリント、2022年・2023年道営スプリント連覇、2023年エトワール賞)
- トラジロウ(2023年イノセントカップ、ネクストスター門別、2024年星雲賞)
- パッションクライ(2023年サンライズカップ、2024年北海優駿)
出典:[14]
脚注
編集- ^ 第81期騎手候補生修了式 - 地方競馬情報サイト
- ^ 平成16年度第4回調教師・騎手免許試験新規合格者発表 - 地方競馬情報サイト
- ^ ホッカイドウ競馬騎手の所属変更について(ホッカイドウ競馬、2005年11月15日)
- ^ 桑村真明騎手は4着健闘『第21回全日本新人王争覇戦』(ホッカイドウ競馬、2007年3月22日)
- ^ 北海道の笹木、桑村騎手が所属変更(netkeiba.com、2007年4月19日)
- ^ 7月22日(火)「ハートの流星マサノウイズキッド明日出陣(旭川)」他 - ラジオNIKKEI
- ^ 8月20日(木)「地方競馬秋のシリーズ企画『DRAMATIC3』今年も実施」他 - ラジオNIKKEI
- ^ 桑村 真明 騎手 300勝達成(ホッカイドウ競馬、2010年11月18日)
- ^ 桑村真明騎手、通算300勝達成 - netkeiba.com
- ^ ホッカイドウ競馬所属騎手の期間限定騎乗について - ホッカイドウ競馬
- ^ 平成22年度他地区所属騎手の期間限定騎乗の取扱い等について - nankankeiba.com
- ^ “平成25年のホッカイドウ競馬が閉幕・門別競馬場でファン感謝DAYファイナルイベント実施”. 競走馬のふるさと案内所 2013年11月24日閲覧。
- ^ 桑村真明騎手1,000勝達成(ホッカイドウ競馬、2018年7月31日)
- ^ “騎手重賞勝利歴”. nankankeiba.com. 2024年2月4日閲覧。