柴田ヨクサル
日本の漫画家
柴田 ヨクサル(しばた ヨクサル、1972年7月1日 - )は日本の漫画家。北海道留辺蘂町(現:北見市)出身。
しばた ヨクサル 柴田 ヨクサル | |
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生誕 |
1972年7月1日(52歳) 日本・北海道留辺蘂町 (現:北海道北見市) |
職業 | 漫画家 |
活動期間 | 1992年 - |
人物
編集高校卒業後、すぐに上京し、小林まこと、ハロルド作石、渡辺潤のアシスタントを経て1992年に『谷仮面』で『ヤングアニマル』誌上にてデビュー。代表作『エアマスター』はTVアニメにもなった長期連載作。
高校時代、アマレス部に所属しており、作品の随所に自身の経験を活かした描写が見られる。「描きたいものが描けない」を理由に『アニマル』から『週刊ヤングジャンプ』に移籍した。
自身の作品に、過去作品のキャラを登場させることもあり、『ハチワンダイバー』にも『エアマスター』のキャラが、『妖怪番長』の最終回や続編の『カイテンワン』にも『プリマックス』のキャラが登場した。『東島丹三郎は仮面ライダーになりたい』には覆面姿ではあるが『エアマスター』のキャラと思しきキャラが登場している。
強い意思を持ったキャラクター、シニカルさと熱血を共に持ち合わせた独特なトーンの作品で人気を集めている。デビュー作・ヒット作は格闘漫画作品であり、『ハチワンダイバー』は将棋作品であったが格闘の様相を呈したアクション漫画となっている。
トーベ・ヤンソンとスガシカオのファン。ペンネームの「ヨクサル」は、『ムーミンパパの思い出』に登場し、ムーミンパパの友人でもあったスナフキンの父から[1]。
将棋
編集『近代将棋』2007年4月号のインタビューで、子供の時将棋のプロを目指していたことなどを明かした。その腕前は佐藤康光や渡辺明と将棋の飛車落ちで対戦をし、勝利を挙げているほどの実力である。
渡辺とは1勝1敗。また藤田綾と平手で指し勝利している。
作品リスト
編集連載作品
編集- 谷仮面 (『ヤングアニマル』1992年9号 - 1996年15号、白泉社刊、全12巻)※完全版全6巻
- エアマスター[2](『ヤングアニマル』1996年22号 - 2006年6号、白泉社刊、全28巻)
- ハチワンダイバー(『週刊ヤングジャンプ』2006年41号 - 2014年33号、集英社刊、全35巻)
- 妖怪番長(『イブニング』2015年4号 - 2017年10号、講談社刊、全7巻)
- カイテンワン(『妖怪番長』の続編、『イブニング』2017年11号 - 2019年3号、講談社刊、全5巻)
- プリマックス(原作担当、作画・蒼木雅彦、『週刊ヤングジャンプ』2015年21・22号 - 2017年21号、集英社刊、全10巻)
- 巫鎖呱 MISAKO(『ミラクルジャンプ』2012年10号 - 15号、集英社刊)※雑誌リニューアルに伴い中断
- ブルーストライカー(原作担当、作画・沢真、『コミックDAYS』2018年4月30日 - 2019年10月14日、講談社刊、全4巻)
- 東島丹三郎は仮面ライダーになりたい(漫画担当、協力・石森プロ・東映、『月刊ヒーローズ』2018年6月号 - 2020年12月号、『ヒーローズ』2020年11月27日 - 、ヒーローズ刊、既刊15巻)
- ヒッツ(原作担当、作画・沢真、『月刊ヒーローズ』2020年8月号 - 2020年12月号、『ヒーローズ』2020年12月25日 - 、ヒーローズ刊、既刊8巻)
その他
編集- テレビアニメ『俗・さよなら絶望先生』第11話エンドカード
- PS Vita用ゲーム「SAMURAI & DRAGONS」キャラクターデザイン
- テレビアニメ『3月のライオン』第6話エンドカード
脚注
編集- ^ “ユリイカムーミン特集に西村ツチカ、ヨクサル”. コミックナタリー. (2014年7月29日). オリジナルの2016年8月18日時点におけるアーカイブ。
- ^ “エアマスター : 作品情報”. アニメハック. 2020年12月1日閲覧。
外部リンク
編集- ハチワンダイバー - 公式サイト(ミニゲームあり)
- まんがのチカラ まんが☆天国 - ウェイバックマシン(2009年4月12日アーカイブ分) - インタビュー
- 柴田ヨクサル (@yokusaru_works) - X(旧Twitter)