林 謙三(はやし けんぞう、1869年11月10日明治2年10月7日[1]) - 没年不詳)は、日本の弁護士政治家衆議院議員(1期)。

経歴

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東京都出身[2]1897年東京帝国大学仏法科卒[2]判事を経て、弁護士の業務に従事し[2]芝区会議員[2]東京市会議員となる[3]

1904年第9回衆議院議員総選挙において東京市選挙区から無所属で立候補して落選した[4]。翌1905年5月、田口卯吉の死去による補欠選挙憲政本党公認で立候補して当選した。衆議院議員を1期務め、1908年第10回衆議院議員総選挙には立候補しなかった。

脚注

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  1. ^ 衆議院 編『『第二十回帝国議会衆議院議員名簿』』衆議院公報附録、1905年、2頁。NDLJP:900093 
  2. ^ a b c d 『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』516頁。
  3. ^ 制限選挙期における東京市会議員総選挙の結果について(櫻井良樹)
  4. ^ 『衆議院名鑑 第1回・1890年~第34回・1976年総選挙』44頁。

参考文献

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  • 日本国政調査会編『衆議院名鑑 第1回・1890年~第34回・1976年総選挙』国政出版室、1977年。
  • 衆議院・参議院『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。