林田裕至
林田 裕至(はやしだ ゆうじ[1]、1961年[出典 1] - )は、日本の美術監督[3][1]、美術デザイナー[1]。兵庫県出身[出典 1]。
略歴
編集東京芸術大学油画科在学中、『爆裂都市 BURST CITY』で映画美術デビュー[出典 1]。映画界では北村龍平、紀里谷和明、三池崇史監督映画の美術を多く手掛ける。映画だけでなくミュージックビデオなどの美術も手掛ける[2]。2010年代以降は、美術監督・美術デザイナーの佐久嶋依里と組むことが多く、林田は汚い場所を、佐久嶋は清潔で整然とした空間をそれぞれ得意としておりそれらを分担している[3]。
三池崇史監督のリメイク版『十三人の刺客』において、日本アカデミー賞の最優秀美術賞を受賞した[4]。2014年の同監督作品『喰女-クイメ-』では佐久嶋依里と共同で第69回毎日映画コンクール美術賞を受賞した[5]。
作品
編集映画美術
編集- 1982年
- 1986年
- 1987年
- ロビンソンの庭
- 1990年
- てなもんやコネクション
- 1991年
- 熊楠KUMAGUSU(未完)
- 1996年
- 2000年
- 2002年
- ロックンロールミシン
- 2003年
- 2004年
- 2005年
- 2006年
- 2007年
- 2008年
- 2009年
- 2010年
- 2011年
- 2014年
- 2015年
- 2016年
- 2017年
- 2018年
- 2021年
- 2022年
- 2023年
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受賞歴
編集- 第34回日本アカデミー賞・最優秀美術賞(『十三人の刺客』[4]
- 第69回毎日映画コンクール・美術賞(『喰女-クイメ-』) ※ 佐久嶋依里とともに受賞[5]
- 第70回毎日映画コンクール・美術商(『日本のいちばん長い日』)[6]
脚注
編集出典
編集- ^ a b c d e f g h シン・ゴジラGENERATION 2017, pp. 60–63, 「美術インタビュー 林田裕至」
- ^ a b 「インタビュー 林田裕至」『宇宙船』Vol.118(2005年5月号)、朝日ソノラマ、2005年5月1日、39頁、雑誌コード:01843-05。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n ジ・アート・オブ シン・ゴジラ 2016, pp. 270–273, 「インタビュー / 林田裕至 佐久嶋依里」
- ^ a b “第34回日本アカデミー賞優秀作品 美術賞”. 日本アカデミー賞. 2015年3月5日閲覧。
- ^ a b “69th(2014年)”. 毎日映画コンクール. 毎日新聞社. 2015年1月22日閲覧。
- ^ “毎日映画コンクール 大賞に橋口監督の「恋人たち」”. 毎日新聞 (2016年1月21日). 2016年1月21日閲覧。
出典(リンク)
編集参考文献
編集- 『ジ・アート・オブ シン・ゴジラ』企画・責任編集 庵野秀明、企画・編集・発行:カラー 販売:グラウンドワークス、2016年12月30日。ISBN 978-4-905033-08-0。
- 『シン・ゴジラ GENERATION』ホビージャパン〈ホビージャパンMOOK〉、2017年7月31日。ISBN 978-4-7986-1417-5。