松風町停留場

北海道函館市にある函館市企業局交通部の停留場

松風町停留場(まつかぜちょうていりゅうじょう)は、北海道函館市松風町11番地先、12番地先にある、函館市企業局交通部(函館市電)[2]停留場である。駅番号はDY16。また、1992年3月31日までは東雲線も接続していた[2]

松風町停留場
全景(2018年3月)
まつかぜちょう
MATSUKAZE-CHO
地図
所在地 北海道函館市松風町12-4先、11-15先
北緯41度46分17.18秒 東経140度43分59.08秒 / 北緯41.7714389度 東経140.7330778度 / 41.7714389; 140.7330778 (松風町停留場)座標: 北緯41度46分17.18秒 東経140度43分59.08秒 / 北緯41.7714389度 東経140.7330778度 / 41.7714389; 140.7330778 (松風町停留場)
駅番号 DY16
所属事業者 函館市企業局交通部
駅構造 地上駅(停留場)
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
1,045[1]人/日
-2019年-
開業年月日 1913年10月30日
乗入路線 2 路線
所属路線 函館市電湯の川線*
キロ程 6.0 km(湯の川起点)
DY15 新川町 (0.4 km)
所属路線 函館市電大森線*
キロ程 0.0 km(松風町起点)
(0.5[2] km) 函館駅前 DY17
備考 *直通運転を実施
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松風町停留場
まつかぜちょう
MATSUKAZE-CHO
労働会館前 (- km)
所属事業者 函館市交通局
所属路線 函館市電東雲線
キロ程 1.6 km(宝来町起点)
開業年月日 1913年10月30日
廃止年月日 1992年4月1日
備考 廃線に伴う廃止
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歴史

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年表

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構造

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2017年改築以前

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  • 往線・復線ホーム共にホーム上屋が設置されている2面2線の相対式ホームとなっていた。
  • 往線側(函館駅前停留場側)は停車位置が前後2箇所に分かれ、次の運用が行われていたので全体として停車時間が長くなっていた。
    • 乗客の乗降時には写真中の手前側に見える停止位置に停車する。
    • 乗降終了後に電車専用信号を操作するため、電車を写真中の奥側の停車位置に移動させる。これによって架線に取り付けられたトロリーコンタクターパンタグラフが通過することで起動し、信号操作が行われる。
  • 横断歩道はホームの南側にあり、往線・復線ともに歩道とホーム間はここを通って行き来していた。線路は停留場南側の交差点で右に曲がる。
  • ホーム北側の約60m[5]離れた交差点までラバーポール(ガイドポスト)により車道と軌道敷が分離され、センターリザベーション化されていた。

2017年改築以降

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  • 2017年に行われた改築工事によって往線側ホームが約60m[5]北側(新川町側)に移設され、2面2線の千鳥式ホームとなり、両ホームとも中央病院前停留場と同様の、次の構造となった[4]
    1. 上屋・防風板を設置
    2. 有効幅員を1.5メートルに拡幅、 手摺り・腰掛け・スロープを設置するなどバリアフリー基準に対応
    3. 大型案内掲示板設置
    4. 照明灯のLED化
    5. スロープ部へのロードヒーティング設置など
乗車位置には、上屋部分にピクトグラムを使った乗り場の案内表示板と、ホーム路面上に案内表示が設置されている。路面上の表示には整列をうながす表記も書かれている。
降車位置の路面上には、下りてからの順路を示す表示が描かれている。
  • 歩道とホームの行き来は、往線はホーム北側交差点(新川町側)、複線はホーム南側交差点(函館駅前側)の横断歩道を使って行う。
  • 往線ホームの移設によって停車位置がホームと南側交差点の手前とに分離され、別々の停車時間となった。なお、南側交差点手前の信号の運用は従来と同じである。
  • 現在の往線ホームと復線ホームの間に渡り線があるが、ポイントのトングレールにスプリングが装着されていないため、脱線の危険がある事から、事故・故障の発生時や、函館港まつりなどの際の交通規制時にともなう折り返し運転といった特別な事情がない限り、通常はほとんど使われていない[要出典]
  • 旧往線ホームと仮設復線ホームの撤去後は、往線ホーム南側の約60m先[5]の交差点、及び復線ホーム北側の約60m先[5]の交差点までラバーポール(ガイドポスト)により車道と軌道敷が分離され、センターリザベーション化されている。
  • 旧往線ホームが撤去された事によって往線ホーム南側の道路部分が拡幅された事から、右折車両の待機にともなう滞留状況がかなり改善されている[要出典]

電車接近表示機

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復線ホームには電車接近表示機が設置されている。

電車接近表示機は、電車が函館駅前を出発すると、表示灯が点滅すると同時に、スピーカーから「はこだて賛歌[6]」のイントロをアレンジしたメロディーが流れてから「いつも電車をご利用頂きありがとうございます。電車は一つ前の電停を出ました。まもなく参ります。どうぞご利用下さい。」と3回アナウンスされる。

電車接近表示機自体の構造は変わらないが、改築にともなって表示灯本体カバーとスピーカーが新しいものに更新された。

周辺

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隣の停留場

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函館市企業局交通部
湯の川線
新川町停留場 (DY15) - 松風町停留場 (DY16)
大森線
松風町停留場 (DY16) - 函館駅前停留場 (DY17)

廃止路線

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函館市交通局
東雲線(1992年4月1日廃止)
労働会館前停留場 - 松風町停留場

その他

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トミーテックのキャラクターコンテンツ、鉄道むすめの松風かれん(運転士)の「松風」は当停留場名より採られた。

脚注

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  1. ^ 北海道 駅乗降客数”. 2021年3月11日閲覧。
  2. ^ a b c d e 今尾恵介 編『日本鉄道旅行地図帳 1号 北海道』新潮社、2008年、25頁。ISBN 978-4-10-790019-7 
  3. ^ 「松風町電停および千代台電停改築工事のお知らせ」函館市企業局交通部 施設課より、2017年9月21日閲覧
  4. ^ a b 新「松風町」電停と新「千代台」電停供用開始のお知らせより、2017年11月28日閲覧
  5. ^ a b c d Google Mapにより計測、2017年11月25日実施。
  6. ^ 関連事業(はこだて賛歌の普及・啓発) 函館市 2017年5月3日閲覧
  7. ^ 乗車券の販売場所(函館市電)”. 函館市企業局交通部. 2021年1月13日閲覧。
  8. ^ 松風町(北海道)”. NAVITIME. 2019年8月21日閲覧。
  9. ^ 松風町・グループホームそよかぜ前”. NAVITIME. 2019年8月21日閲覧。
  10. ^ 大森町(北海道)”. NAVITIME. 2019年8月21日閲覧。

参考文献

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  • 続函館市史資料集(第1号) 函館市総務部市史編さん室編 函館市 1971年
  • 函館の歴史と風土 函館の歴史風土を守る会30周年記念誌編集委員会編 函館歴史風土を守る会 平成20年

関連項目

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外部リンク

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