松田進
松田 進(まつだ しん、1994年8月29日 - )は、神奈川県川崎市出身の元プロ野球選手(内野手)。右投右打。妻は女優の川崎美海。
基本情報 | |
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国籍 | 日本 |
出身地 | 神奈川県川崎市 |
生年月日 | 1994年8月29日(30歳) |
身長 体重 |
188 cm 93 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 内野手 |
プロ入り | 2018年 ドラフト7位 |
初出場 | 2019年5月10日 |
最終出場 | 2019年5月19日 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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経歴
編集プロ入り前
編集アメリカのニュージャージー州で生まれ、2歳の時に帰国[1]。また小学校3年から5年の間はシンガポールで暮らしていた[2]。
国学院久我山高では2年春の時に第83回選抜高等学校野球大会に3番遊撃手として出場している(結果は5打数1安打)[3][4]。
大学は東都大学野球連盟に所属する中央大学に進学し、1年春からレギュラーを獲得したが[3]、1年秋には10打数0安打、2年春には4打数1安打と絶不調に陥った[2]。3年春のリーグ戦で打率.349、3本塁打を放ち復調し[5]、大学4年間でベストナインを2度獲得[3]、通算77試合262打数71安打26打点、5本塁打7盗塁、打率.271。4年春からは主将も務めた[1]。プロ志望届を提出したが、指名漏れとなった[6][5]。
大学卒業後はHONDAでプレーする[7]。HONDAでは1年目は遊撃手を務めていたが、2年目からは三塁手を務めていた[5]。2年連続で都市対抗野球に出場[8]。
2018年度ドラフト会議にて千葉ロッテマリーンズから7位指名を受け、契約金3000万円、年俸770万円(いずれも推定)で契約を合意し、入団[9]。背番号は「50」。
ロッテ時代
編集2019年シーズンは、一軍出場は3試合にとどまったものの、5月12日のホークス戦(福岡ヤフオクドーム)では「9番・遊撃手」でプロ初スタメン。第1打席にミランダからプロ初安打を記録した[10]。オフには契約更改に臨み、20万円減の750万円でサインした。11月23日からは台湾で行われたウインターリーグに参加。主にクリーンナップを任され、終盤には4番を務めるなど、打率.340、2本塁打の活躍を見せた[11]。
2020年シーズンは、春季キャンプを一軍で迎えるも、開幕は二軍スタート[12]。10月6日に一軍の複数選手が新型コロナウイルスに感染した影響で、シーズン初の一軍昇格となった[13]が、1試合も出場することなく、10月16日に出場選手登録を抹消された[14]。
2021年シーズンは、一度も一軍に昇格することがなく、11月2日に球団から戦力外通告を受け[15]、現役を引退[16]。
現役引退後
編集選手としての特徴・人物
編集長打力と俊足が武器の大型内野手[17]。
愛称は「マツ」[18]。
国学院久我山高校時代は大型内野手という共通点から「井口資仁2世」と呼ばれた[7]。2018年ドラフトを経て井口が監督を勤めるロッテに入団が決まり、松田は「(井口さんは)プロの世界で長年活躍された偉大な先輩。打撃面で色々聞いてみたいです。技術や心構えを教えて頂きたい」と語っている[19]。
詳細情報
編集年度別打撃成績
編集年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
盗 塁 死 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
敬 遠 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
長 打 率 |
O P S |
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2019 | ロッテ | 3 | 6 | 5 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | .200 | .333 | .200 | .533 |
通算:1年 | 3 | 6 | 5 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | .200 | .333 | .200 | .533 |
年度別守備成績
編集年 度 |
球 団 |
三塁手 | 遊撃手 | ||||||||||
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試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 |
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 | ||
2019 | ロッテ | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | .000 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 1.000 |
通算 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | .000 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 1.000 |
記録
編集- 初記録
- 初出場:2019年5月10日、対福岡ソフトバンクホークス7回戦(福岡ヤフオク!ドーム)、7回裏に三塁手で出場
- 初打席:同上、8回表に椎野新から右飛
- 初先発出場:2019年5月12日、対福岡ソフトバンクホークス9回戦(福岡ヤフオク!ドーム)、9番・遊撃手で先発出場
- 初安打:同上、3回表にアリエル・ミランダから中前安打
背番号
編集- 50(2019年 - 2021年)
登場曲
編集- 「Jump & Sweat (feat. Sanjin)」Garmiani(2019年 - )
脚注
編集- ^ a b “中大始動 投打の柱 松田進&村川翔太に注目”. 日刊スポーツ. (2016年1月12日) 2020年4月29日閲覧。
- ^ a b “【16年ドラフト候補の主将】プロ注目の大型遊撃手、中央大・松田進。名門復活と自身の夢の成就へ”. ベースボールチャンネル (2015年12月29日). 2021年4月29日閲覧。
- ^ a b c “Honda松田&佐藤 対照的な学生時代経てリスタート”. スポーツニッポン. (2017年3月11日) 2020年4月29日閲覧。
- ^ “第83回センバツ高校野球 国学院久我山 対 九州学院 スコア速報” (2011年3月26日). 2020年4月29日閲覧。
- ^ a b c “ロッテドラ7松田、遊撃レギュラー獲りへ、“先輩”藤岡に挑戦状「勝負の世界」”. Full-Count. (2018年12月5日) 2020年4月29日閲覧。
- ^ “プロ野球志望届提出者一覧/大学生”. 日刊スポーツ. (2016年10月14日) 2020年4月29日閲覧。
- ^ a b “松田進 | 千葉ロッテマリーンズ | 選手”. 週刊ベースボールONLINE. 2021年8月26日閲覧。
- ^ 2019スポニチプロ野球選手名鑑 スポーツニッポン新聞社
- ^ “ロッテD7松田と合意 契約金3000万円”. サンケイスポーツ (2018年11月15日). 2020年11月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月13日閲覧。
- ^ “ロッテ7位の松田がプロ初安打 初先発で中前安打”. 日刊スポーツ. (2019年5月12日) 2020年4月29日閲覧。
- ^ “ロッテ松田進に覚醒予感「ヒッチ」手応え/イチオシ”. 日刊スポーツ. (2019年12月27日) 2020年11月13日閲覧。
- ^ “佐々木朗希、千隼、藤原1軍/ロッテ春季C選手一覧”. 日刊スポーツ. (2020年1月23日) 2020年11月13日閲覧。
- ^ “ロッテ藤原恭大ら昇格「若い選手にチャンス」監督”. 日刊スポーツ. (2020年10月6日) 2020年11月13日閲覧。
- ^ “ロッテ角中、鳥谷、和田ら登録/16日公示”. 日刊スポーツ. (2020年10月16日) 2020年11月13日閲覧。
- ^ “ロッテ高浜卓也、宗接唯人、石崎剛ら5選手に戦力外通告 高浜は現役引退”. 日刊スポーツ. (2021年11月2日) 2022年1月9日閲覧。
- ^ a b “ロッテ、榎チーフスカウトがスカウト部長に昇格!昨季引退の南&松田はプロスカウト就任発表”. スポーツニッポン. (2022年1月10日) 2022年1月10日閲覧。
- ^ “長打、俊足 目標は大きく 7位指名 松田進内野手 【千葉ロッテ がんばれルーキー】”. 千葉日報 (2019年2月24日). 2021年8月26日閲覧。
- ^ “50 松田 進 選手名鑑2021”. 千葉ロッテマリーンズ オフィシャルサイト. 2021年8月26日閲覧。
- ^ “【ロッテ】“井口2世”ドラ7松田 開幕遊撃に名乗り「ショートで勝負したい」”. スポーツ報知 (2018年10月29日). 2021年8月26日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- 個人年度別成績 松田進 - NPB.jp 日本野球機構
- 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)、The Baseball Cube
- 50 松田 進 選手名鑑 - 千葉ロッテマリーンズオフィシャルサイト