村田扶実子
日本の女優(1907−不詳)
村田 扶実子(むらた ふみこ、1907年11月28日[1] - 不詳)は、日本の女優である。本名は村田 嘉寿代[1]。東京都出身[1]。妹は女優の村田知栄子[1]。
むらた ふみこ 村田 扶実子 | |
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本名 | 村田嘉寿代 |
生年月日 | 1907年11月28日 |
没年月日 | 不詳年 |
出生地 | 東京府 |
著名な家族 | 村田知栄子(妹) |
所属劇団 | 芸術座 |
来歴・人物
編集1927年に宝塚国民座に入り、その後曾我廼家十吾と2代目渋谷天外の松竹家庭劇を経て、1937年に水谷竹紫、水谷八重子らの率いる芸術座に加入し、舞台を中心に活動[1]。
戦後は大阪松竹の新春座などを経て、1956年に大映の専属となり、多くの作品に老け役として出演した[1]。特に、増村保造作品では欠かせない顔であった[1]。舞台出演も継続し、北条秀司などの作品の常連出演者であった[1]。
出演作品
編集映画
編集- 女の肌(1957年)
- 永すぎた春(1957年) - おはま
- くちづけ(1957年) - 売店のおばさん
- 地上(1957年) - 中村きん
- 暖流(1957年) - 婦長 橋本
- 春高樓の花の宴(1957年)
- 巨人と玩具(1957年) - 京子の母
- 赤線の灯は消えず(1958年) - 炊事のばあさん
- 氾濫(1959年) - 宇野夫人
- 美貌に罪あり(1959年) - 周作の母親さく
- 総会屋錦城 勝負師とその娘 (1959年) - 押売りの女
- 闇を横切れ(1959年) - 掃除婦
- 細雪(1959年) - アパートの女主人
- 女経 第三話 恋を忘れていた女(1960年) - お文
- 銀座のどら猫(1960年) - 民江
- 偽大学生(1960年) - 花枝
- 恋にいのちを(1961年) - 女中A
- 怪談蚊喰鳥(1961年) - おろく
- 女は二度生れる(1961年) - お高
- 妻は告白する(1961年) - 宮内恵子
- 江梨子(1962年)
- その夜は忘れない(1962年)
- 女の一生(1962年) - おくら
- 黒の報告書(1963年) - 電気器具店主人の妻
- 嘘(1963年) - アメ横のおばさん
- 越前竹人形(1963年) - お時
- 卍(1964年) - 梅子(徳光家女中)
- 黒の超特急(1964年) - 煙草屋のおかみさん
- 兵隊やくざ(1965年) - おくま
- 大怪獣ガメラ(1965年) - 百姓の婆さん
- 雁(1966年)
- 白い巨塔(1966年) - 佐々木よし江
- 妻二人(1967年) - 女中お年
- にせ刑事(1967年) - ミルクプラントのおばさん
- セックス・チェック 第二の性 (1968年) - ちか子
- でんきくらげ(1970年) - 中年女
- 遊び(1971年) - 寿荘の老婆
テレビドラマ
編集舞台
編集- 華やかな夜景
脚注
編集参考文献
編集- 『日本映画俳優全集 女優篇』、キネマ旬報社、1980年