木之前葵
木之前 葵(きのまえ あおい、1993年7月10日 - )は、日本の地方競馬騎手(女性騎手)[1]。宮崎県北諸県郡三股町出身[1]。
木之前葵 | |
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2016年7月13日、大井競馬場 | |
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 宮崎県北諸県郡三股町[1] |
生年月日 | 1993年7月10日(31歳)[1] |
身長 | 149cm |
体重 | 48kg |
血液型 | O型[1] |
騎手情報 | |
所属団体 | 愛知県競馬組合[1] |
所属厩舎 |
錦見勇夫(名古屋)[1] →榎屋充(名古屋)[1](2021年1月~) |
勝負服 | 胴青・赤一本輪白ハート散らし、袖赤・白一本輪[1] |
初免許年 | 2013年[1] |
名古屋競馬場・榎屋充厩舎所属[1]。兄弟子に大畑雅章がいる[2]。勝負服の柄は胴青・赤一本輪白ハート散らし、袖赤・白一本輪[1]。
来歴
編集小学6年で宮崎育成牧場の少年団に入り騎手を目指すようになった[1]。
中央・地方の騎手試験合格者を多数輩出する千葉県の東関東馬事高等学院[3]を経て、地方競馬教養センターに91期生として入学。同期に笹川翼、石川倭などがいる[4]。
2013年3月31日付けで地方競馬騎手免許を取得[5]。同年4月15日、名古屋競馬第2競走で初騎乗(アポロセラヴィ号、4着)[1]、4月17日の名古屋競馬第5競走(オーパルライト号)で初勝利[1]。
2014年11月3日、盛岡競馬場で開催されたJBCレディスクラシックに騎乗(ブレーヴスキー号、16頭中14着)[6]。
2015年2月11日、第29回全日本新人王争覇戦に出場(9人中2位)[7]。同年5月9日にはイギリスのリングフィールド競馬場で行われた「レディースワールドチャンピオンシップ」第8戦に出場し優勝[8]。6月23日、名古屋競馬第9競走(アルマベルヴァ号)で地方競馬通算100勝を達成[9]。同年、NARグランプリ優秀女性騎手賞を初受賞[10]。
2016年3月17日、新春ペガサスカップで単勝1番人気のカツゲキキトキト号に騎乗して勝利を挙げ、重賞初勝利[11][12]。
2018年10月10日、名古屋競馬第6競走でコーリンスライムに騎乗し勝利、地方競馬通算300勝を達成した[13]。
2021年1月1日付で錦見勇夫厩舎から榎屋充厩舎へ所属変更となった[14]。
2023年2月21日笠松競馬第2競走をハーランズセンスで制し、地方競馬通算500勝を達成した[15]。
2023年11月21日の盛岡と2024年3月8日の笠松で行われたLJSレディスジョッキーズシリーズ2023で盛岡ラウンド42P、笠松ラウンド45Pの計87Pで初の総合優勝を果たす[16]。
主な騎乗馬
編集受賞
編集- NARグランプリ優秀女性騎手賞(2015年、2016年、2019年)
出典
編集- ^ a b c d e f g h i j k l m n o 名古屋けいば 騎手名鑑 - 愛知県競馬組合、2016年3月17日閲覧
- ^ 大恵陽子 (2016年3月17日). “名古屋の木之前葵騎手が重賞初制覇、「周りに支えられてようやく勝てた」”. netkeiba.com 2016年4月4日閲覧。
- ^ JRAの荻野極、服部寿希、地方の阿部龍、山本咲希到、瀬川将輝、塚本弘隆、臼井健太郎など
- ^ 第91期騎手候補生 修了式が行われる - 地方競馬全国協会、2016年3月17日閲覧
- ^ 平成24年度第4回免許試験新規合格者発表 - 地方競馬全国協会、2016年3月17日閲覧
- ^ 農林水産大臣賞典 第4回JBCレディスクラシックJpnI オープン牝馬 - 地方競馬全国協会、2016年3月17日閲覧
- ^ 第29回全日本新人王争覇戦 優勝は井上幹太騎手(北海道) - 地方競馬全国協会、2016年3月17日閲覧
- ^ レディースワールドチャンピオンシップ第8戦 木之前 葵 騎手が優勝!! - 愛知県競馬組合、2016年3月17日閲覧
- ^ 木之前 葵騎手 通算100勝達成!! - 愛知県競馬組合、2016年3月17日閲覧
- ^ 【NAR】『NARグランプリ2015』表彰馬・表彰者発表
- ^ 第18回 新春ペガサスカップ3歳 - 地方競馬全国協会、2016年3月17日閲覧
- ^ カツゲキキトキト4連勝、木之前葵騎手が重賞初制覇!/新春ペガサスC・名古屋 - netkeiba.com、2016年3月17日閲覧
- ^ 【地方競馬】木之前葵騎手(名古屋)が通算300勝を達成! - netkeiba.com
- ^ “木之前葵騎手の所属変更について”. 金シャチけいばNAGOYA 名古屋けいばオフィシャルサイト. 2021年1月13日閲覧。
- ^ 「名古屋の木之前葵騎手が通算500勝達成 初騎乗から7355戦目 27日にセレモニー開催」『日刊スポーツ』2023年2月21日。2024年1月2日閲覧。
- '^ “【LJS2023】木之前葵騎手が笠松最終戦を制して逆転で総合初V「絶対に勝ちたいという思いで乗っていました」”. UMATOKU | 馬トク - スポーツ報知 (2024-03-08JST18:02:00+0900). 2024年3月9日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- 木之前葵騎手公式ブログ - 楽天競馬
- 木之前葵 騎手名鑑 - 名古屋競馬
- 騎手登録情報 - 地方競馬情報サイト