有村祐輔
日本の音楽家、指揮者、音楽学者
有村 祐輔(ありむら ゆうすけ、1932年10月14日-[1])は、日本の音楽家、指揮者、音楽学者。都留文科大学名誉教授[2]。専門はルネッサンス音楽と合唱で、日本古楽界の第一人者[1]。
鹿児島県出身[1]。鹿児島県立甲南高等学校を経て[3]、東京藝術大学音楽学部声楽科を1958年に卒業[1]。NHKの「歌のメリーゴーランド」のレギュラーや都留文科大学の講師を務めた[3]。1972年、ノッティンガム大学大学院音楽学専攻修士課程修了[1]。1983年~1984年、再度渡英してオクスフォード大学に留学[1]。都留文科大学文学部教授を経て、上野学園大学国際文化学部教授[1]。
日本合唱指揮者協会会員、日本古楽協会代表[1]。東京プロ・ムジカ・アンティカ指揮者を務めた[1]。著書に『シェイクスピアの音楽』(共著、大修館書店、1985年5月)、訳書に『古楽の復活 音楽の「真実の姿」を求めて』(ハリー・ハスケル、東京書籍、1992年10月)、『内なるオルフェウスの歌 古楽が教えてくれるもの』(アントニー・ルーリー、音楽之友社、1995年7月)がある。
長坂好子とデニス・アーノルド(英語: Denis Arnold)が恩師[1]。