新安江
新安江(しんあんこう)は中華人民共和国安徽省から浙江省へ流れる河川で、銭塘江の上流に当たる[1]。
新安江は安徽省の黄山に発して、浙江省では千島湖・新安江水力発電所ダムを経て、建徳市(北緯29度28分39秒 東経119度17分07秒 / 北緯29.47742度 東経119.28525度座標: 北緯29度28分39秒 東経119度17分07秒 / 北緯29.47742度 東経119.28525度)で蘭江と合流して富春江(銭塘江の中流の名称)となり、これはさらに銭塘江と呼ばれて杭州湾へ注ぐ。新安江の本流の長さは 373 キロメートルで、流域面積は 11,000 平方キロメートルを超える。
新安江は美しい水の色で有名で、川の水は四季を通じて青く澄んでいて、両側を山囲まれて曲がりくねっており、孟浩然の詩にも登場する。
1982年、淳安県より下流側の「富春江・新安江風景名勝区」は中華人民共和国国家級風景名勝区に認定された[2]。
参照項目
編集脚注
編集- ^ 新安江(読み)しんあんこう(コトバンク)
- ^ 中華人民共和国国務院 (1982年11月8日). “国务院批转城乡建设环境保护部等部门关于审定第一批国家重点风景名胜区的请示的通知” (中国語). 北京法院法規検索. 2023年2月5日閲覧。