恋人時代
「恋人時代」(こいびとじだい)は、日本のシンガーソングライターである長渕剛の10枚目のシングル曲である。
「恋人時代」 | ||||
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長渕剛 の シングル | ||||
初出アルバム『FROM T.N.』 | ||||
B面 | 「Hurry Up」 | |||
リリース | ||||
規格 | 7インチレコード | |||
ジャンル |
ポピュラー フォークロック | |||
時間 | ||||
レーベル | 東芝EMI/エキスプレス | |||
作詞・作曲 | 長渕剛 | |||
プロデュース | 長渕剛 | |||
チャート最高順位 | ||||
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長渕剛 シングル 年表 | ||||
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1983年4月1日に東芝EMIのエキスプレスレーベルからリリースされた。作詞・作曲は長渕、編曲は瀬尾一三および長渕が担当している。
過去の恋愛を振り返る描写のラブソングであり、ミディアムテンポで歌謡曲調のポップナンバーとなっている。オリコンチャートでは最高位31位となった。
オリジナル・アルバムには収録されず、ベスト・アルバム『FROM T.N.』(1983年)にて初収録された。それ以降では、『SINGLES Vol.2 (1983〜1988)』(1997年)にのみ収録されている。
音楽性
編集過去の恋愛を振り返り思い出している描写がある曲。
音楽情報サイト『CDジャーナル』では、「歌謡曲テイストのポップ・ナンバー。かつて恋人と過ごした喫茶店でコーヒーを飲みながら当時を思い起こす切ない歌」と表記されている[1]。
リリース
編集1983年4月1日に東芝EMIのエキスプレスレーベルよりリリースされた。
AB両面ともオリジナルアルバム未収録となった。
アートワーク
編集長渕の全シングルの中で、唯一ジャケットに本人が写っていない。
批評
編集専門評論家によるレビュー | |
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レビュー・スコア | |
出典 | 評価 |
CDジャーナル | 肯定的[1] |
音楽情報サイト『CDジャーナル』では、「“ダイヤル回す”など、時代を感じさせる歌詞と長渕剛のポップで歯切れの良い歌いまわしが特徴的」と評されている[1]。
チャート成績
編集オリコンチャートでは最高位31位、登場回数15回となり、売り上げ枚数は6.8万枚となった。
ライブ・パフォーマンス
編集1983年5月2日に本作で音楽番組『夜のヒットスタジオ』(1968年 - 1985年、フジテレビ系列)に初出演した[2]。前年のコンサートツアーで、歌謡番組への出演に意欲的な意向を示しており、その意向を汲む形で同番組に初めて顔を出すこととなった。
6月にはバラエティ番組『オールナイトフジ』(1983年 - 1991年、フジテレビ系列)に初出演し、同曲の他に「いかさまだらけのルーレット」、「冷たい外国人」、「Don't Cry My Love」を演奏した。
後年ライブで演奏される事は全くなかったが、2009年12月6日に静岡市民文化会館にて開催された「Tsuyoshi Nagabuchi Acoustic Live 30th Anniversary」にて演奏された[3]。
シングル収録曲
編集全作詞・作曲: 長渕剛。 | |||
# | タイトル | 編曲 | 時間 |
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1. | 「恋人時代」(KOIBITO JIDAI) | 瀬尾一三、長渕剛 | |
2. | 「Hurry Up」 | 長渕剛 | |
合計時間: |
収録アルバム
編集- 『FROM T.N.』(1983年)
- 『SINGLES Vol.2 (1983〜1988)』(1997年)
脚注
編集- ^ a b c “長渕剛 / シングルスvol.1(1978~1982) [2CD]”. CDジャーナル. 音楽出版. 2019年1月20日閲覧。
- ^ わらべ、原田知世もこの日の放送が初登場であった。
- ^ “恋人時代/長渕剛の演奏されたライブ・コンサート”. LiveFans. SKIYAKI APPS. 2019年1月20日閲覧。
外部リンク
編集- 公式サイトディスコグラフィー「恋人時代」 - ウェイバックマシン(2012年1月3日アーカイブ分)
- 公式サイトディスコグラフィー「恋人時代」
- "長渕剛* – 恋人時代" - Discogs