復活LOVE
『復活LOVE』(ふっかつラブ)は、日本の男性アイドルグループ・嵐の通算48枚目となるシングル。2016年2月24日にジェイ・ストームから発売された[9]。
「復活LOVE」 | ||||
---|---|---|---|---|
嵐 の シングル | ||||
初出アルバム『Are You Happy?』 | ||||
B面 |
「affection」 「愛のCollection」 「Bang Bang」 「Are you ready now?」 | |||
リリース | ||||
規格 |
12cmCD デジタル・ダウンロード | |||
ジャンル | J-POP | |||
時間 | ||||
レーベル | J Storm | |||
作詞・作曲 |
竹内まりや(作詞) 山下達郎(作曲) | |||
ゴールドディスク | ||||
チャート最高順位 | ||||
| ||||
嵐 シングル 年表 | ||||
| ||||
EANコード | ||||
EAN 4580117625496(初回限定盤) EAN 4580117625502(通常盤) |
背景
編集リリース
編集発売形態
編集本作は、通常盤と初回限定盤の2種類あり、初回限定盤には、「復活LOVE」のミュージック・ビデオとメイキング映像を収録したDVDが付属され、さらに、16ページの歌詞ブックレットが封入されている[10]。通常盤は、10面ある歌詞カードが封入されている。なお、初回限定盤と通常盤のCDジャケットはどちらも異なっている[9]。
なお、事務所の先輩であり、同じレコード会社であるTOKIOのシングル「fragile」と同じ発売日である[11]。
dヒッツによる配信
編集表題曲「復活LOVE」は、本作が発売される前の2月1日に同曲のタイアップであるNTTドコモ「dヒッツ」で、30秒バージョンとフルバージョンが期間限定で独占配信された。また、この曲に加えて嵐の楽曲の中から“別れ・旅立ち”、“愛のチカラ“[12]をテーマにした9曲を集めたスペシャルプログラムの期間限定配信もされた(配信曲、配信期間は下の項目を参照)。嵐の楽曲が音楽配信サービスで配信されるのは初の試みである[13]。
別れ・旅立ち編
編集※配信期間:2016年2月1日~4月30日、曲の詳細はそのページを参照。
- 復活LOVE(30秒ver.)
- マイガール
- 28thシングル
- Beautiful days
- 24thシングル
- アオゾラペダル
- 17thシングル
- 台風ジェネレーション -Typhoon Generation-
- 3rdシングル
- 冬のニオイ
- 10thシングル『とまどいながら』カップリング曲
- 忘れられない
- 24thシングル通常盤カップリング曲
- リフレイン
- 9thアルバム『僕の見ている風景』収録曲
- ひとりじゃないさ
- 38thシングル『Face Down』初回限定盤カップリング曲
- 君が笑えるように
- 43rdシングル『GUTS!』通常盤カップリング曲
愛のチカラ編
編集※配信期間:2016年3月1日から4月30日、曲の詳細はそのページを参照。
- Love Situation
- 7thアルバム『Time』収録曲
- 時計じかけのアンブレラ
- 28thシングル『マイガール』カップリング曲
- 消えぬ想い
- 36thシングル『迷宮ラブソング』初回限定盤カップリング曲
- ふたりのカタチ
- 37thシングル『ワイルド アット ハート』通常盤カップリング曲
- おかえり
- 44thシングル『誰も知らない』初回限定盤カップリング曲
- キミの夢を見ていた
- 13thアルバム『THE DIGITALIAN』収録曲
- One Love
- 22ndシングル
- 迷宮ラブソング
- 36thシングル
- Bittersweet
- 42ndシングル
- 復活LOVE
制作
編集メンバーの松本潤と、表題曲の作曲と編曲にて楽曲提供した山下達郎が、それぞれのラジオ番組にて、制作エピソードを語った[14]。
松本は2月21日放送のJFN系『ジャパモン』にゲスト出演した際、「今回の楽曲提供は2013年のコンサートに、山下夫婦(山下と、山下の妻である竹内まりや)が見に来てくれた際、終演後に山下が『いや~良かったなぁ。こういうライブだったら俺にもイメージあるな』と、漏らしたことがきっかけとなり、メンバーは「すぐ書いてください!」と山下に楽曲提供をお願いした。その後も「あの話本当にやってくれますか?」と徐々に話を進めていったところ、昨年の春頃に山下からデモテープが届き、歌入れをしてアレンジ作業などに入っていった」と明かした[14]。
一方、山下も同日に放送された『山下達郎のサンデー・ソングブック』で、「嵐のようなスーパースターの場合は、裏方からの話題はあまり出てこないと思いますので」と前置きした上で、メンバーとの関係性や楽曲提供に関するトークを展開。山下は、嵐がまだジャニーズJr.だった10代の頃から彼らのステージを見ていたといい、特に松本とは中学生の頃から付き合いがあったという。松本が山下のライブを訪れることもあり、こうした縁から今回の楽曲提供に至ったと説明。「立派な大人に成長して、ちょうど良いタイミングで仕事ができたと思います」と、感慨深げに語った[14]。
また、山下はメンバー5人のレコーディングに立ち会った(原則として、自分が楽曲提供したレコーディングの歌入れの際は、山下本人も立ち会う)そうで、「一番その現場で感じたのは、5人みんなそれぞれ、とっても特徴的な声を持っているんですよね。嵐のシングルの場合はボーカルに関しては、大野くんが中心になって、歌の進行をするっていうのが大体定番なんですが、相葉くんとか二宮くんの声も独特の哀愁がありましてですね。それにこう、櫻井くんのフラットなトーン。それから松潤はハモり好きなので、全部ハモってるんですが、この松潤のハモりを絡めていくとですね、得も言われぬムードが出てきます」と、個々の歌声を分析。今回は各自の歌の特徴がはっきり対比できるように“なるべく声に加工しない”方針で制作したという[14]。
多忙な嵐だけにレコーディングは別々に行っており、全員にフルコーラスを歌ってもらい、「それをもとに吟味して歌う分担を決定」したとのこと。なお、歌割りは山下ではなく、長年嵐の制作に携わっているスタッフが決めたという。「その部分では、僕は一切関与しておりません。まぁ、相葉くんが『僕の“エンジェル”を使ってくれなかった』とか、そういうことをインタビューで言ってますが、それは僕は関与しない問題で。濡れ衣です」と、釈明。さらに、レコーディングの際のメンバーの様子について、大野と櫻井は立って歌い、相葉は椅子に座るスタイルだったが、二宮は椅子の上にあぐらをかいて歌い、松本は「なぜかバランスボールに座って歌っていた」と、報告していた[14]。
チャート成績
編集本作は2016年2月23日付のオリコンデイリーランキングで、前作「愛を叫べ」の初日売上24.2万枚を超える25.3万枚を売り上げデイリー1位を獲得した[15][16][17]。
同年3月7日付のオリコン週間ランキングでは、前作「愛を叫べ」の初週売上46.3万枚を上回る48.5万枚を売り上げて、初登場1位を獲得した。37作連続・通算44作目の首位獲得で、歴代1位のB'z(通算、連続ともに48作)に次ぐ歴代2位をつけてる[18]。
また、TBS系音楽番組『COUNT DOWN TV』では、放送1111回目の時に本作が1位を獲得した[19]。
収録曲
編集- タイトルやタイアップなどは、公式サイトに従う。
CD
編集通常盤
編集- 復活LOVE
- NTTドコモ「dヒッツ」CMソング
- 愛のCollection
- 作詞:paddy
- 作曲:Chris Meyer
- 編曲:吉岡たく
- Bang Bang
- 作詞:100+
- 作曲:Robert Hanna、Ninos Hanna、Jeppe Reil、Thomas Reil
- 編曲:石塚知生
- Are you ready now?
- 作詞:みうらともかず
- 作曲・編曲:Jeremy Hammond
- サックスソロは、山下達郎のライブツアーメンバーである宮里陽太が演奏している[25]。
- 復活LOVE(オリジナル・カラオケ)
- 愛のCollection(オリジナル・カラオケ)
- Bang Bang(オリジナル・カラオケ)
- Are you ready now?(オリジナル・カラオケ)
初回限定盤
編集- 復活LOVE
- affection
- 作詞・作曲:nobby
- 編曲:佐々木博史
- affection(オリジナル・カラオケ)
DVD
編集※初回限定盤のみ
- 「復活LOVE」ビデオ・クリップ&メイキング映像
- “復活LOVE”スペシャルトーク
収録アルバム
編集- Are You Happy?(#1)
- 5×20 All the BEST!! 1999-2019(#1)
- ウラ嵐BEST 2016-2020(初回限定盤#2, 通常盤#2 - 4)
映像作品
編集復活LOVE
脚注
編集- ^ 復活LOVE 初回限定盤(CD+DVD) 楽天ブックス 2016年3月6日閲覧。
- ^ 復活LOVE 通常盤(CD) 楽天ブックス 2016年3月6日閲覧。
- ^ 日本レコード協会 認定作品 2016年2月度認定作品を閲覧。 2016年3月10日閲覧。
- ^ 復活LOVE(初回限定盤) オリコン 2016年3月23日閲覧
- ^ オリコン月間CDシングルランキング 2016年2月度 2016年3月2日閲覧。
- ^ 【2016年上半期ランキング】音楽シーンをけん引する三大勢力に新たな潮流 上半期シングルランキング 1位~25位 オリコン 2016年6月24日配信・閲覧。
- ^ 【2016年 年間音楽&映像ランキング】嵐が前人未到の記録達成!AKB48がシングル年間V7!! 2ページ オリコン 2016年12月24日閲覧
- ^ Billboard Japan Hot 100 2016.3.7付 Billboard Japan 2019年1月9日閲覧
- ^ a b 復活LOVE Johnny's net 2016年3月26日閲覧。
- ^ a b 嵐の新曲「復活LOVE」は竹内まりや・山下達郎作品 ザ・テレビジョン 2016年1月24日閲覧。
- ^ fragile Johnny's net 2016年1月24日閲覧。
- ^ 嵐“復活LOVE”スペシャルプログラム第二弾『dヒッツ』で独占配信
- ^ 嵐「復活LOVE」はなぜ画期的か? グループの新代表曲を徹底分析 Real Sound 2016年3月6日配信・閲覧。
- ^ a b c d e 嵐・松本潤とは「中学生の頃から」交流! 山下達郎、「復活LOVE」誕生の舞台裏告白 cyzo woman 2016年2月23日付
- ^ 2016年2月23日付のオリコンデイリーランキング1位〜10位 オリコン 2016年2月28日閲覧。
- ^ 「2枚で握手できるなら安いわ!」 橋本環奈「セーラー服と機関銃」、許される“特典商法”で嵐「復活LOVE」超えなるか!? おたぽる 2016年2月28日閲覧。
- ^ 嵐の新曲「愛を叫べ」がオリコンデイリーCDシングルランキング1位!2位には三代目JSBが追走 E-TALENTBANK 2015年9月2日閲覧。
- ^ 【オリコン】嵐、達郎&まりや夫妻提供曲1位 初動前作超え48.5万枚 オリコン 2016年3月1日配信・閲覧。
- ^ CDTV 今週のランキング TBS COUNT DOWN TV 2016年3月6日閲覧。
- ^ 嵐、新曲「復活LOVE」2・24発売 竹内まりや&山下達郎が楽曲提供 オリコン 2016年1月24日閲覧。
- ^ サンデーソングブック 2016年2月28日放送
- ^ 【コラム】嵐“復活LOVE”で山下達郎×竹内まりやが引き出した5人の「素顔」とは? rockin'on.com 2018年6月7日閲覧。
- ^ 嵐「復活LOVE」MVに生田斗真 “旧知の仲”の共演でオフショット登場も? Real Sound 2016年2月13日配信・閲覧。
- ^ 意外?いまロケで熱い街・品川が嵐の新曲「復活LOVE」PVで話題騒然! ロケーションジャパン 2016年3月4日閲覧。
- ^ 宮里陽太 2016年2月24日14:49投稿 2016年2月28日閲覧。