後藤潤二

日本のアニメーター、ゲーム原画家 (1973-)

後藤 潤二(ごとう じゅんじ、1973年3月31日 - )は、日本アニメーターキャラクターデザイナーゲーム原画家。長崎県佐世保市出身。

ごとうじゅんじ
後藤 潤二
プロフィール
別名義 ごとうじゅんじ
生年月日 (1973-03-31) 1973年3月31日(51歳)
出身地 日本の旗 日本長崎県佐世保市
出身校 代々木アニメーション学院アニメーター科
職業 アニメーター
キャラクターデザイナー
ゲーム原画
活動期間 1997年 -
ジャンル アニメーション
代表作デイズシリーズ
ハイスクールD×D
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主に「ごとうじゅんじ」名義でフリーランスの立場で活動しており、代表作に『デイズシリーズ』や『ハイスクールD×D』(アニメ版キャラクターデザインを担当)がある。

経歴

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1997年に代々木アニメーション学院アニメーター科を卒業後、ジーベックへ入社。ここではTVアニメ爆走兄弟レッツ&ゴー!!WGP』や劇場アニメ新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』などに参加。ジーベック退社後は「スタジオ仕事場」へ移籍し、アニメ『勇者王ガオガイガー』・『ブレンパワード』・『異次元の世界エルハザード』・『To Heart』などの原画を担当した。

1998年頃からゲーム原画家としても活動を始め、Activeでは「しぃけんしゃる」名義でアダルトゲームGONE 〜過ぎ去りし日々〜』のほか、スタックではコンシューマ版『Piaキャロットへようこそ!!』・『絆という名のペンダント with TOYBOXストーリーズ』・『シスター・プリンセス』などの原画を担当した。なお、『シスター・プリンセス』では短編小説集『GAME STORIES』のイラストも担当した。

2003年のアニメ『L/R -Licensed by Royal-』の第10話「逆賊の系譜/The discard」では、初めて作画監督を担当する。2005年のアダルトゲーム『School Days』では、初めてキャラクターデザインと総作画監督を担当すると共に、作品の内容からも一躍有名となる(これを受け、後のアニメ版でもキャラクターデザインと総作画監督を担当することとなる)。同時期には、アニメ『スクラップド・プリンセス』・『MADLAX』・『フルメタル・パニック? ふもっふ』などにも参加しており、『ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-』では作画監督も務めた。

アダルトゲーム『Summer Days』への参加後もアニメ『天保異聞 妖奇士』や『くじびきアンバランス』に参加するなど、アニメーターとゲーム原画家の仕事を両立させている。また、オフ会に参加したり、ゲームを多く所持するほどのゾンビ好きでもあることを自身のブログで発信している。

既婚者であり、妻と潤之介(息子の名前)と2人で「しぃけんしゃる」名義を使う場合もある。

デイズシリーズについて

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特に脚注の無いものは、School Days#関連商品Summer Days#関連商品の各種文献、自身のブログでの発言による。

キャラクターデザインを担当して一躍有名となった『School Days』には、2002年の企画立ち上げ時から参加。開発と平行して関わっていた、TVアニメ『スクラップド・プリンセス』や『十兵衛ちゃん2 -シベリア柳生の逆襲-』などのノウハウを生かしている。

ヒロインの桂姉妹をとても気に入ったため、『Summer Days』開発時には原作者のメイザーズぬまきちに進言して彼女達の出番を増やしてもらい、該当シーンでは原画も担当している。また、2ちゃんねるへ書き込まれた小ネタ「コトノバウアー」を元に原画を描いたクリアファイルは、後のTVアニメ版『School Days』の第12話試写会で配布された。

『School Days』については、TVアニメ化の際も引き続き参加した。原作と同様に作画以外でも打ち合わせに参加しており、その思い入れは高い。完結後、TVアニメ版本編で描けなかった物語終盤の空白部分を補完する漫画や、それと同様に原作のハッピーエンドの1つで描けなかった後日談を補完する漫画を描き、同人誌『無料配布Days』へ収録したほどである。なお、これらの補完漫画2作品の内容は、後にメイザーズぬまきちが『Cross Days』の発売前に『ニコニコ生放送』へ出演した際に、ユーザーからの質問に答える形で公式設定として認める発言を行っている。

参加作品

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特に表記の無いものは、全て原画。

テレビアニメ

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1997年
1998年
1999年
2003年
2004年
2005年
2006年
2007年
  • School Days - キャラクターデザイン・総作画監督
2010年
2011年
2012年
2013年
2014年
2015年
2017年
2018年
2019年
2020年
2021年
2022年
2023年
2024年

劇場アニメ

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アダルトゲーム

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コンシューマーゲーム

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出典

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外部リンク

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