張 祜(ちょう こ、782年? - 852年?)は、中国詩人は承吉。貝州清河県の出身。

略歴

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憲宗元和15年(820年)頃、令狐楚が朝廷に推薦して官僚にしようとしたが果たさず、高官の家に寄食したが、妥協を好まぬ性格のため、自分から家を出た。

その後、淮南の地方を旅して曲阿の風物を愛し、丹陽に家を建てて住んだ。

『張承吉文集』10巻がある。

詩人としての彼

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作品に、『雨霖鈴(うりんれい)』(七言絶句)、『集霊台(しゅうれいだい)』(七言絶句)がある。

雨霖鈴
雨霖鈴夜却帰秦 雨霖鈴(うりんれい)の夜 却って秦(しん)に帰る
猶是張徽一曲新 猶お是れ張徽(ちょうき) 一曲新たなり
長説上皇垂涙教 長(つね)に説く 上皇 涙を垂れて教えしを
月明南内更無人 月明南内更無人
集霊台
虢国夫人承主恩 虢国夫人(かくこくふじん)は主恩を承(う)け
平明騎馬入宮門 平明 馬に騎(の)って宮門を入(い)る
却嫌脂粉汚顔色 却って脂粉(しふん)の顔色(がんしょく)を汚(けが)すを嫌(いと)い
淡掃蛾眉朝至尊 淡く蛾眉(がび)を掃いて至尊に朝(ちょう)す

出典

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